27日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。中国国家衛生健康委員会が26日、2023年1月8日から新型コロナに適用する感染防止策を「カテゴリーA」（乙類甲管）から「カテゴリーB」（乙類乙管）に引き下げ、新型コロナ感染者の隔離、濃厚接触者の判定、高リスク・低リスク地区の区分、入国者や輸入貨物に対する新型コロナの検疫措置などをすべて撤廃すると発表したことが好感されているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.37％高の3076.93ポイントで推移している。セクター別では、風力発電設備や保険が全面高となっているほか、海運・港湾、宝飾なども高い。半面、観光・ホテルや航空・空港運営、漢方薬、製薬などが売られている。

上海総合指数
　始値：3077.75ポイント
　前日比：12.19ポイント
　騰落率：0.40％

上海B株指数
　始値：278.21ポイント
　前日比：-0.03ポイント
　騰落率：-0.01％

深セン成分指数
　始値：11010.93ポイント
　前日比：31.94ポイント
　騰落率：0.29％

深センB株指数
　始値：1140.78ポイント
　前日比：0.01ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3860.91ポイント
　前日比：17.42ポイント
　騰落率：0.45％

※NY、ロンドン市場はクリスマスのため休場。