週明け26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は8営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.71％高の3067.54ポイントだった。深セン成分指数は1.07％高の10966.16ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3915億6900万元だった。

　上海総合指数は小高く寄り付いた後、もみ合いながら上げ幅を拡大した。前週末まで7日続落し、終値が連日で約1カ月半ぶり安値を更新していたことから、自律反発を狙った買いが入った。国内で新型コロナウイルスの防疫規制の緩和で新規感染者が急増する一方、感染から回復した人で飲食店や映画館、観光地などの人流が戻ったと報じられ、消費持ち直しに対する期待も地合いを支えたもよう。

　セクター別では、観光・ホテル、太陽光発電設備、風力発電設備、半導体が高い。半面、保険が全面安となったほか、教育、不動産などがさえない。

　上海B株指数は1.17％高の278.49ポイント、深センB株指数は0.56％高の1142.02ポイント。

上海総合指数
　引値：3067.54ポイント
　前日比：21.67ポイント
　騰落率：0.71％

上海B株指数
　引値：278.49ポイント
　前日比：3.21ポイント
　騰落率：1.17％

深セン成分指数
　引値：10966.16ポイント
　前日比：116.52ポイント
　騰落率：1.07％

深センB株指数
　引値：1142.02ポイント
　前日比：6.39ポイント
　騰落率：0.56％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3849.04ポイント
　前日比：20.82ポイント
　騰落率：0.54％

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