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指数: 15分ディレイ
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.51%安の19578.44ポイントだった。中国企業指数は1.10%安の6642.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で444億2000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面安で寄り付いた。前日終値は9日以来ほぼ2週間ぶりの高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが先行。22日のNY市場でハイテク株が売られた流れが香港市場にも波及した。ただ、中国指導部が前週末に開いた中央経済工作会議で2023年の経済政策指針を決めたことで、具体的な景気刺激策や産業振興策が打ち出されるとの期待は根強い。ハンセン指数は序盤に下げ幅を縮小し、小幅ながらプラス圏に浮上する場面があった。 個別では、ハイテク株の舜宇光学科技(02382)、JDドットコム(09618)、小米集団(01810)、レノボグループ(00992)の下げが目立った。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)は大幅に反落。電気自動車メーカーのBYD(01211)は米テスラの値引き販売を嫌気した売りに押された。民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)も安い。一方、アジア保険株のAIAグループ(01299)が反発して相場の一定の下支えとなった。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)、中国政府系不動産デベロッパーの華潤置地(01109)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19578.44ポイント 前日比:-100.78ポイント 騰落率:-0.51% 中国企業指数 引値:6642.50ポイント 前日比:-73.82ポイント 騰落率:-1.10% レッドチップ指数 引値:3605.40ポイント 前日比:-10.58ポイント 騰落率:-0.29% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は横ばい。前場終値は前日比0.09ポイント高の3054.52ポイントだった。深セン成分指数は0.02%高の10878.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3609億9600万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、下げ幅を縮小すると、前日終値付近でもみ合った。前日まで6日続落し、11月10日以来、約1カ月半ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。一方、中国政府が防疫対策を緩和したことで経済活動の正常化への期待が広がる半面、新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されており、相場の重しとなった。セクター別では、教育やソフトウエア開発、インターネットサービスなどが買われた半面、半導体、太陽光発電設備、自動車などが売られた。 上海B株指数は1.40%安の280.47ポイント、深センB株指数は0.08%高の1140.75ポイントだった。 |
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