23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は横ばい。前場終値は前日比0.09ポイント高の3054.52ポイントだった。深セン成分指数は0.02％高の10878.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3609億9600万元だった。

　上海総合指数は安く始まった後、下げ幅を縮小すると、前日終値付近でもみ合った。前日まで6日続落し、11月10日以来、約1カ月半ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。一方、中国政府が防疫対策を緩和したことで経済活動の正常化への期待が広がる半面、新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されており、相場の重しとなった。セクター別では、教育やソフトウエア開発、インターネットサービスなどが買われた半面、半導体、太陽光発電設備、自動車などが売られた。

　上海B株指数は1.40％安の280.47ポイント、深センB株指数は0.08％高の1140.75ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3054.52ポイント
　前日比：0.09ポイント
　騰落率：0.00％

上海B株指数
　引値：280.47ポイント
　前日比：-3.98ポイント
　騰落率：-1.4％

深セン成分指数
　引値：10878.31ポイント
　前日比：2.00ポイント
　騰落率：0.02％

深センB株指数
　引値：1140.75ポイント
　前日比：0.95ポイント
　騰落率：0.08％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3835.31ポイント
　前日比：-0.72ポイント
　騰落率：-0.02％

■午後0時までの記事一覧：

【香港】中国再保険の損保子会社、1−11月の保険料収入は7％増
【香港】CNOOC、支配株主から新エネ関連会社の株式40％を取得
【香港】アリババ傘下レッドマート、シンガポール当局が罰金　顧客データ漏洩で
【香港】三六零安全科技、テンセント・ミュージック株1.51％を売却へ
【香港】業聚医療集団の初値は8.8HKドル、公開価格比変わらず
【香港】思派健康科技の初値は23.7HKドル、公開価格比27.4％高
【香港】石薬集団の固形がん治療薬、米当局が治験認可
【香港】国美零售、創業者から半月で5億HKドルを調達
【香港】粉筆、香港メインボードに1月9日上場へ
【香港】金山雲、香港メインボードに30日上場へ
【香港】遠洋集団の投資判断「中立」、流動性改善を予想＝シティ
【香港】上海復星医薬の血小板減少症治療薬、医薬品登録申請を当局受理
【香港】中国楓葉教育、1億4300万米ドルの融資枠取得

【中国】三一重工、GDR上場先をスイスから独に変更へ
【中国】万華化学集団、年産40万トンのMDIプロジェクト　生産開始
【中国】人民元の23日の基準値は1米ドル＝6.9810元、前日比で0.139％元安
【中国】海南航空控股、第三者割当増資で108億元調達
【中国】重慶長安汽車、株主総会で新エネ車メーカーの出資持ち分追加取得計画を承認
【中国】新型コロナ、22日の本土有症状感染者数は3761人＝中国衛生当局
【中国】華潤三九医薬の昆薬集団株取得、国務院国有資産監督管理委員会が認可