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23日の香港市場は反落か。前日のハンセン指数は続伸し、終値が9日以来ほぼ2週間ぶりの高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。22日のNY市場でハイテク株が売られた流れが香港市場にも波及しそうだ。クリスマスの休場前に持ち高を手じまう動きも相場を下押しすると予想する。
中国での新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感も引き続き相場の重荷となるだろう。来客が減った商業施設が営業時間を縮小し、労働者が不足した工場が休業に追い込まれるなどの悪影響が出ている。 22日の米株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって3日ぶりに反落。半導体株を中心にハイテク株全般で業績下振れ懸念が強まった。米国の新規失業保険申請件数が強い結果となり、利上げ長期化による景気後退(リセッション)懸念が改めて意識された。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)とJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)や電気自動車メーカーのBYD(01211)、中国国有銀行の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回って引けた。 |
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ADR終値に基づく本日のハンセン指数の寄値目安は前日比232.6ポイント安
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22日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.18%高の87.97米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.49%安の112.74米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の22日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):87.97米ドル(+0.18%) ■百度(BIDU):112.74米ドル(-0.49%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):34.82米ドル(-0.40%) ■JDドットコム(JD):57.67米ドル(-0.77%) ■ウェイボー(WB):18.63米ドル(+0.32%) ■ネットイース(NTES):72.18米ドル(-0.14%) ■モモ(MOMO):8.57米ドル(-3.92%) ■レンレン(RENN):1.82米ドル(-94.62%) ■滴滴出行(DIDI):3.73米ドル(0%) ■捜狐(SOHU):13.64米ドル(-0.29%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.88米ドル(-6.00%) ■テンセント・ミュージック(TME):8.30米ドル(-2.12%) |
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