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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.09%高の19112.64ポイントだった。中国企業指数は0.12%高の6480.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で386億2000万HKドル。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、高く始まった。前日終値は7日以来の安値とあって、自律反発を狙う買いが先行した。ただ、防疫措置緩和の影響で中国本土と香港で新型コロナウイルスの感染者が急増すれば、労働力不足などで経済活動が停滞するとの懸念が強い。ハンセン指数は前引けにかけて下げ幅を縮小し、一時は小安くなる場面があった。A株市場の下落も投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、英金融大手のHSBC(00005)や中国保険大手の中国平安保険(02318)、中国人寿保険(02628)が買われて相場を支えた。申洲国際集団(02313)はOEM顧客の米ナイキの四半期決算を材料に買いを集め、5営業日ぶりに急反発。医薬品関連の中国生物製薬(01177)、阿里健康(00241)、薬明生物技術(02269)、翰森製薬(03692)の上昇も目立つ。一方、香港コングロマリットの新世界発展(00017)、ガラス大手の信義ガラス(00868)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:19112.64ポイント 前日比:17.84ポイント 騰落率:0.09% 中国企業指数 引値:6480.24ポイント 前日比:7.95ポイント 騰落率:0.12% レッドチップ指数 引値:3556.01ポイント 前日比:-12.46ポイント 騰落率:-0.35% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.10%安の3070.61ポイントだった。深セン成分指数は0.28%安の10918.89ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3455億9000万元だった。
上海総合指数は反発して寄り付いた後、前場は総じてプラス圏でもみ合った。前日まで4営業日続落し、終値ベースで11月10日以来、およそ1カ月半ぶり安値を更新した後とあって、自律反発を狙った買いが相場を支えた。ただ、国内で新型コロナウイルスの防疫措置の緩和を受けて感染者が急増しており、労働力不足などで経済活動が停滞する懸念が引き続き重荷となった。上値の重さが意識されると、前引け間際に指数が急落し、マイナス圏で引けた。 セクター別では、半導体、太陽光発電設備、自動車部品、電源設備が安い。半面、観光・ホテル、百貨店、食品・飲料、保険が買われた。 上海B株指数は0.19%高の286.77ポイント、深センB株指数は0.02%安の1143.18ポイントだった。 |
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