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指数: 15分ディレイ
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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.36%安の19089.96ポイントだった。中国企業指数は1.96%安の6475.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で452億5000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。前日の米株安やきょうの中国本土市場の下落が嫌気されたほか、中国の12月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が1年物は3.65%、5年以上物は4.30%といずれも4カ月連続で前月と同水準に据え置かれたことも相場の重しとなった。指数は前日に7日以来ほぼ2週間ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しも入り、下げ幅を縮小する場面もあったものの、勢いは続かなかった。 個別では、アリババ集団(09988)やテンセント(00700)、美団(03690)が売られて指数を押し下げた。碧桂園(02007)や龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)など本土不動産株の下落も目立った。「先旧後新」増資で正味6.2億HKドルを調達すると発表した雅居楽集団(03383)は16%超下落。半面、東方海外(00316)や長江和記実業(00001)などが買われた。中国と香港の証券当局が中国本土市場と香港の相互取引制度について、香港にプライマリー上場している外国企業なども対象に含める方針を示したことを受け、サムソナイト(01910)が3%超上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:19089.96ポイント 前日比:-262.85ポイント 騰落率:-1.36% 中国企業指数 引値:6475.28ポイント 前日比:-129.34ポイント 騰落率:-1.96% レッドチップ指数 引値:3574.31ポイント 前日比:-70.21ポイント 騰落率:-1.93% |
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20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.64%安の3087.33ポイントだった。深セン成分指数は1.01%安の11012.87ポイントと3営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3969億8600万元だった。
上海総合指数は始値で心理的節目の3100ポイントを割り込み、じりじりと下げ幅を拡大。市場で利下げ観測が浮上していたものの、中国人民銀行(中央銀行)が寄り付き前に発表した12月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は据え置きとなり、失望売りを誘ったもよう。人民元相場の基準値が前日比で元安/ドル高水準に設定されたことも地合いの悪化につながった。もっとも、前引けにかけて安値を拾う買いが入り、下値を支えた。 セクター別では、教育や酒造、不動産、バッテリー素材、医薬品販売が売られた。半面、風力発電設備が全面高のほか、造船、石油、コンシューマーエレクトロニクスが買われている。 上海B株指数は0.34%安の286.66ポイントと続落。深センB株指数は0.35%安の1140.90ポイントと3日続落した。 |
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