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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比1.14%安の19449.15ポイントだった。中国企業指数は1.28%安の6616.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で601億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、下げ幅を拡大した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げの長期化が示されたことが重荷。2023年末の米政策金利予想は9月時点の4.6%台から5.1%台に引き上げられ、市場が想定する23年の政策金利の到達点(4.9%前後)を上回り、一部で期待された来年中の利下げ期待が後退した。日本時間の午前11時に発表された11月の中国主要経済指標が軒並み予想を下回ったことも嫌気された。もっとも、下落率が2%を超える水準では下げ渋り、その後はもみ合いながら下げ幅をやや縮小した。 個別では、大型ネット株の百度(09888)、アリババ集団(09988)、美団(03690)が売らえたほか、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、不動産関連株の碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、龍湖集団(00960)、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)の下げが目立った。半面、香港不動産株の恒隆地産(00101)、半導体受託製造のSMIC(00981)、海運会社の東方海外(00316)などが逆行高を演じた。 |
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ハンセン指数
引値:19449.15ポイント 前日比:-224.30ポイント 騰落率:-1.14% 中国企業指数 引値:6616.36ポイント 前日比:-86.00ポイント 騰落率:-1.28% レッドチップ指数 引値:3647.73ポイント 前日比:-17.92ポイント 騰落率:-0.49% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.28%安の3167.73ポイントだった。深セン成分指数は0.07%安の11313.38ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4768億6500万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後、下げ幅を拡大。中国国家統計局が日本時間午前11時に発表した小売売上高や鉱工業生産など11月の主要経済指標が市場予想よりも悪い内容となったことで、景気対策への期待が高まったほか、中国国務院(内閣に相当)が内需拡大戦略の実施プランを公表したことで下げ幅を縮小したが、勢いは限定的だった。防疫措置の緩和で感染者数の急増や医療のひっ迫などが警戒され、相場の重しとなった。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面安。食品・飲料やガスも売られた。半面、半導体やインターネットサービス、自動車が買われた。 上海B株指数は0.04%安の289.58ポイント、深センB株指数は0.02%安の1161.70ポイントだった。 |
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