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週明け12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比1.88%安の19525.94ポイントだった。中国企業指数は2.62%安の6654.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で953億4000万HKドル。
ハンセン指数はじりじりと下げ幅を広げ、一時は下落率が2%を超えた。香港時間9日夜発表の米11月生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったことで、前週末の米株式相場が下落した流れを引き継いだ。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が意識され、13日の米消費者物価指数(CPI)発表や13−14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に運用リスク回避の動きが広がった。前週末終値は8月31日以来およそ3カ月ぶりの高値圏だっただけに利益確定売りが出やすい上、米長期金利の上昇も投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、筆頭株主による持ち株大量売却が明らかになった不動産管理会社の碧桂園服務(06098)が16%超下落した。同業の華潤万象生活(01209)と不動産開発の龍湖集団(00960)も大幅安。ネット株の百度(09888)と美団(03690)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)の下げもきつい。半面、前週末に売られた石薬集団(01093)と中銀香港(02388)が買い直された。通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)は続伸している。 |
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ハンセン指数
引値:19525.94ポイント 前日比:-374.93ポイント 騰落率:-1.88% 中国企業指数 引値:6654.86ポイント 前日比:-179.35ポイント 騰落率:-2.62% レッドチップ指数 引値:3665.41ポイント 前日比:-39.10ポイント 騰落率:-1.06% |
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週明け12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.63%安の3186.63ポイントだった。深セン成分指数は0.62%安の11430.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5946億3200万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化への警戒感が重荷。中国国内の新型コロナウイルスの防疫措置の緩和で経済活動が正常化するとの期待が下値を支える一方、規制緩和で感染者の急増や医療ひっ迫への懸念もくすぶる。今週は中国の11月主要経済指標の発表や米連邦公開市場委員(FOMC)など国内外の重要イベントが予定されており、様子見気分も漂った。 セクター別では、貴金属、保険が全面安。不動産開発、不動産サービス、セメント・建材、バッテリー素材も売られた。半面、漢方薬、化学製薬、航空・空港運営、半導体が上昇した。 上海B株指数は0.44%安の290.29ポイント、深センB株指数は0.39%安の1158.71ポイントだった。 |
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