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　1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.65％高の3171.85ポイントだった。深セン成分指数は1.56％高の11281.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7066億5000万元だった。

　上海総合指数はプラス圏で堅調に推移し、序盤に一時、心理的節目の3200ポイント目前に迫る場面もあった。米国の利上げ縮小観測を受けて前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだほか、中国では広東省広州市など複数の地域で地方政府が新型コロナウイルス感染抑制のための行動制限の緩和などを発表しており、緩和拡大への期待も相場の支えとなった。中国メディアの財新と英IHSマークイットがきょう午前に発表した2022年11月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.4と、市場予想の48.9を上回った。セクター別では、風力発電設備と教育が全面高となったほか、食品・飲料や酒造も買われた。半面、漢方薬や航空・空港運営、医療器械などが売られた。

　上海B株指数は0.39％高の290.94ポイント、深センB株指数は0.41％高の1150.39ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3171.85ポイント
　前日比：20.51ポイント
　騰落率：0.65％

上海B株指数
　引値：290.94ポイント
　前日比：1.12ポイント
　騰落率：0.39％

深セン成分指数
　引値：11281.74ポイント
　前日比：173.24ポイント
　騰落率：1.56％

深センB株指数
　引値：1150.39ポイント
　前日比：4.75ポイント
　騰落率：0.41％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3902.18ポイント
　前日比：49.14ポイント
　騰落率：1.28％