1日の香港市場でハンセン指数は大幅続伸スタート。心理的節目の19000ポイントに乗せて寄り付いた。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が講演で、早ければ12月にも利上げペースを緩める可能性に言及したことを好感。中国本土で広東省広州市など複数の地域で地方政府が新型コロナウイルスの防疫規制の緩和を発表したことも地合いの改善につながっている。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比2.29％高の19023.83ポイントで推移。個別では、マカオカジノのサンズ・チャイナ（01928）や、ネット関連株の百度（09888）、阿里健康（00241）、百度（09888）の上昇が目立つ。半面、本土不動産株の華潤置地（01109）、衛生用品大手の恒安国際集団（01044）などが軟調。

上海総合指数
　始値：3187.99ポイント
　前日比：36.65ポイント
　騰落率：1.16％

上海B株指数
　始値：290.95ポイント
　前日比：1.13ポイント
　騰落率：0.39％

深セン成分指数
　始値：11282.46ポイント
　前日比：173.96ポイント
　騰落率：1.57％

深センB株指数
　始値：1148.57ポイント
　前日比：2.93ポイント
　騰落率：0.26％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3921.30ポイント
　前日比：68.26ポイント
　騰落率：1.77％

ハンセン指数
　始値：19058.90ポイント
　前日比：461.67ポイント
　騰落率：2.48％

中国企業指数
　始値：6546.28ポイント
　前日比：171.84ポイント
　騰落率：2.7％

レッドチップ指数
　始値：3690.41ポイント
　前日比：35.28ポイント
　騰落率：0.97％