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指数: 15分ディレイ
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29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比3.85%高の17964.24ポイントだった。中国企業指数は4.72%高の6149.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で826億4000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移し、一時、心理的節目の18000ポイント目前に迫る場面もあった。指数は前日に2週間超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、中国証券監督管理委員会(CSRC)が不動産企業によるエクイティ・ファイナンスの規制緩和に向けた5つの措置を発表したことを受け、投資家心理が改善。本土不動産関連銘柄を中心に幅広い銘柄に買いが波及した。 個別では、碧桂園服務(06098)が16%超、龍湖集団(00960)が12%超、碧桂園(02007)が9%超、中国海外発展(00688)が8%超それぞれ上げたほか、海底撈国際(06862)や招商銀行(03968)の上昇も目立った。美団(03690)やアリババ集団(09988)も高い。半面、九龍倉置業地産(01997)や電能実業(00006)がさえない。 |
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ハンセン指数
引値:17964.24ポイント 前日比:666.30ポイント 騰落率:3.85% 中国企業指数 引値:6149.84ポイント 前日比:277.46ポイント 騰落率:4.72% レッドチップ指数 引値:3585.49ポイント 前日比:114.50ポイント 騰落率:3.30% |
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29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に反発。前場終値は前日比2.21%高の3146.51ポイントだった。深セン成分指数は2.17%高の11064.25ポイントと10営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5765億1100万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、次第に上げ幅を拡大。前日に割り込んでいた心理的節目の3100ポイントを回復して前場の取引を終えた。中国当局が不動産業に対するエクイティ・ファイナンス規制を緩和したことを受け、関連セクターの買いが膨らんで相場を押し上げた。中国証券監督管理委員会は28日、上場不動産企業の増資を認め、不動産企業の海外上場に関する政策を調整するなど5項目の措置を発表し、即日施行した。 セクター別では不動産開発と不動産サービス、装飾建材が大きく買われたほか、観光、医薬品販売、漢方薬、保険が全面高。半面、貴金属、電力、ガスが売られた。 上海B株指数は1.20%高の290.89ポイントと反発。深センB株指数は1.17%高の1132.18ポイントと5営業日ぶりに反発した。 |
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