22日の香港市場でハンセン指数は続落スタート後、プラス圏に浮上する展開。中国本土で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、行動制限の強化で景気が減速するとの警戒感が引き続き相場の重しとなる半面、中国政府による景気対策への期待感が買いを支えている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.26％高17702.69ポイントで推移している。個別では、龍湖集団（00960）や碧桂園（02007）、華潤置地（01109）など本土不動産株が高い。半面、アリババ集団（09988）やテンセント（00700）が売られて相場の重しとなっている。薬明生物技術（02269）や中国生物製薬（01177）の下落も目立つ。

上海総合指数
　始値：3084.23ポイント
　前日比：-0.81ポイント
　騰落率：-0.03％

上海B株指数
　始値：286.94ポイント
　前日比：-0.20ポイント
　騰落率：-0.07％

深セン成分指数
　始値：11113.32ポイント
　前日比：-21.15ポイント
　騰落率：-0.19％

深センB株指数
　始値：1124.65ポイント
　前日比：0.13ポイント
　騰落率：0.01％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3766.08ポイント
　前日比：-3.05ポイント
　騰落率：-0.08％

　NYMEX原油 中心限月
　　終値：80.04
　　前日比：-0.07
　　騰落率：-0.09％

　COMEX金 中心限月
　　終値：1739.60
　　前日比：-14.80
　　騰落率：-0.84％

　LME銅 3カ月物
　　終値：7880.50
　　前日比：-195.35
　　騰落率：-2.42％

　LME銅 3カ月物
　　終値：2361.80
　　前日比：-32.91
　　騰落率：-1.37％