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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3日続伸。前場終値は前日比3.62%高の18257.69ポイントだった。中国企業指数は4.27%高の6234.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1097億2000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まった後、一気に上げ幅を拡大すると、心理的節目の18000ポイントを上抜けた。日本時間午前11時に発表された小売売上高や鉱工業生産など中国の主要経済指標はいずれも市場予想を下振れたが、景気対策への期待が広がり、指数を押し上げた。また、米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席が14日にインドネシア・バリ島で3時間にわたって会談を行ったことを受け、米中関係の緊張が緩和するとの見方も投資家心理を強気に傾けた。 個別では、アリババ集団(09988)が11%超、テンセント(00700)が9%超、美団(03690)が7%超それぞれ上昇し、指数を押し上げた。碧桂園服務(06098)や海底撈国際(06862)の上昇も目立った。半面、増資で約39億HKドルを調達すると発表した碧桂園(02007)が8%超下落。信義ガラス(00868)や中国生物製薬(01177)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:18257.69ポイント 前日比:637.98ポイント 騰落率:3.62% 中国企業指数 引値:6234.90ポイント 前日比:255.10ポイント 騰落率:4.27% レッドチップ指数 引値:3486.00ポイント 前日比:45.12ポイント 騰落率:1.31% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.27%高の3122.58ポイントだった。深セン成分指数は1.56%高の11287.12ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6386億3400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、朝方にプラス圏に浮上して次第に上げ幅を拡大。心理的節目の3100ポイントを回復して前場の取引を終えた。中国国家統計局が寄り付き後に発表した10月の鉱工業生産と小売売上高、固定資産投資がそろって市場予想から下振れしたことで、中国政府が景気下支えに一段と力を入れるとの思惑買いが入ったもよう。14日の米中首脳会談で両国の衝突を避けるための対話を続けることで一致したことや、人民元相場の上昇も買い安心感につながった。 セクター別では、半導体と証券、不動産サービスが全面高の半面、医療・医薬品関連が売られている。 上海B株指数は0.65%高の290.62ポイント、深センB株指数は0.40%高の1129.67ポイントとともに反発した。 |
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