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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.52%安の16305.46ポイントだった。中国企業指数は1.40%安の5523.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で629億1000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に前日終値を挟んでもみ合った後、下げ幅を拡大。結局、前場の安値圏で引けた。朝方は米株式相場の続伸が好感されたものの、中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者が増えていることで、行動規制などの防疫措置が景気回復の足かせになると懸念が次第に強まった。アジア時間きょうのダウ平均先物が軟調に推移し、中国本土相場が下落して前場の取引を終えたことも投資家心理を冷やしたもよう。 個別では、大型ネット株の美団(03690)とテンセント(00700)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)がそろって下落。アジア保険会社のAIAグループ(01299)も売られ、相場の重荷となっている。自動車株のBYD(01211)と吉利汽車(00175)の下げがきつい。医薬品関連の薬明生物技術(02269)と阿里健康(00241)は続落。一方、不動産株の碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)が高い。中国銀行間市場交易商協会が8日、民営企業による起債への支援を拡充すると発表し、債務問題の解消につながるとの思惑買いが入ったもよう。 |
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ハンセン指数
引値:16305.46ポイント 前日比:-251.85ポイント 騰落率:-1.52% 中国企業指数 引値:5523.90ポイント 前日比:-78.71ポイント 騰落率:-1.40% レッドチップ指数 引値:3187.92ポイント 前日比:25.99ポイント 騰落率:0.82% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.35%安の3053.66ポイントだった。深セン成分指数は0.58%安の11078.48ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4870億6400万元だった。
上海総合指数はほぼ横ばいで寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の展開。中国当局の景気テコ入れ策への期待が根強い半面、国内の新型コロナウイルス感染者数が急増していることが重しとなった。8日の新規感染者は上海市でロックダウン(都市封鎖)が実施されていた4月下旬以来の高水準を更新しており、「ゼロコロナ」政策による行動制限が景気回復の足かせになるとの懸念が強まった。一方、寄り付きとほぼ同時に発表された10月の中国消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.1%上昇、生産者物価指数(PPI)は1.3%下落となり、市場予想はそれぞれ2.4%上昇、1.5%下落だった。 セクター別では、風力発電設備、ソフトウエア開発、インターネットサービス、コンピューター設備が安い。半面、貴金属が全面高となったほか、銀行間債券市場で民営企業起債支援ツールが拡充されたことを受けて不動産開発、不動産サービスが買われた。 上海B株指数は0.3%安の289.28ポイント、深センB株指数は0.05%高の1115.32ポイントだった。 |
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