マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比1.28%安の19203.24ポイントだった。中国企業指数は1.47%安の6574.04ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で598億7000万HKドル。
ハンセン指数は前週末のNY市場が下落した流れを引き継いで安く始まった後、マイナス圏で軟調に推移した。米国の積極的な金融引き締め見通しが嫌気されたほか、米国で中国企業への投資を規制する動きが出ていることも相場の重しとなった。中国政府による景気対策への期待感は根強いものの、新型コロナウイルスの感染を抑制するため、複数都市で防疫対策が強化されており、景気減速も警戒された。 個別では、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が保有株を追加売却したことが嫌気され、BYD(01211)が4%超下落。JDドットコム(09618)やテンセント(00700)が売られて指数を押し下げたほか、吉利汽車(00175)や薬明生物技術(02269)、申洲国際集団(02313)の下落も目立った。半面、ロシアが欧州向け天然ガスの供給を停止すると発表したことを受け、ペトロチャイナ(00857)やCNOOC(00883)が買われた。きょうからハンセン指数に加わった中国神華能源(01088)も高い。 |
|
||
ハンセン指数
引値:19203.24ポイント 前日比:-248.85ポイント 騰落率:-1.28% 中国企業指数 引値:6574.04ポイント 前日比:-98.38ポイント 騰落率:-1.47% レッドチップ指数 引値:3624.26ポイント 前日比:0.55ポイント 騰落率:0.02% |
|
||
週明け5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前営業日比0.10%高の3189.54ポイントだった。深セン成分指数は0.47%安の11647.21ポイントと7営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4998億元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠く展開。エネルギー関連銘柄が買いを集め、相場を支えた。ロシア国営の天然ガス会社ガスプロムが2日、欧州向けガスパイプライン「ノルドストリーム」での供給再開を当面延期すると発表したことを受け、需給の引き締まりが資源価格を一段と上昇させるとの観測が浮上した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化が世界景気を冷え込ませかねないとの懸念は根強く、上値を買い上がる勢いに乏しい。 セクター別では、ガスと石油が全面高のほか、石炭、クリーンエネルギー発電設備、海運・港湾が上昇。一方、ゲーム、食品・飲料、観光が下落している。 上海B株指数は0.67%高の308.87ポイントと3営業日続伸。深センB株指数は0.52%安の1207.44ポイントと4営業日続落している。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
02:10 |
[政策] 香港のステーブルコイン条例、8月1日施行へ![]() |
06/06 |
[業界] 中国証券監督管理委、証券・先物8社の実質支配権変更を承認![]() |
06/06 |
[統計] 外交部記者会見:中国の国際物流と貿易情勢について![]() |
06/06 | [政策] 外交部記者会見:レアアースを巡る米中首脳会談での議論の内容について |
06/06 | [統計] CPIなど中国物価指標の予想値一覧(25年5月) |
レポート |