ハンセン指数
　引値：19954.39ポイント
　前日比：5.36ポイント
　騰落率：0.03％

中国企業指数
　引値：6865.12ポイント
　前日比：24.95ポイント
　騰落率：0.36％

レッドチップ指数
　引値：3704.41ポイント
　前日比：-7.76ポイント
　騰落率：-0.21％

　31日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.78％安の3202.14ポイントだった。深セン成分指数は1.29％安の11815.79ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆23億5500万元だった。

　上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。安く寄り付いた後に下げ幅を拡大し、心理的節目の3200ポイントを割り込んだ。国内各地で新型コロナウイルスの感染が続くなか、景気鈍化への懸念が引き続き重荷。午前中に発表された8月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は2カ月連続で景況感の分かれ目となる50を下回ったほか、非製造業PMIは前月から1.2ポイント低下した。投資家のウォーレン・バフェット氏が香港市場で2008年から投資しているBYD（002594）のH株を初めて売却したと伝わったことも投資家心理を悪化させたもよう。もっとも、中間決算を手掛かりとした個別物色が活発だったことに加え、根強い政策支援が下値を支え、後場には上向きに転じ、プラス圏に浮上する場面もあったものの、勢いは続かなかった。結局、指数はかろうじて3200ポイントを守って引けた。

　セクター別では、機械、風力発電設備が全面安。太陽光発電設備、電源・送配電設備も安い。半面、保険、医療サービス、食品・飲料が上昇した。

A株市場では、家電メーカーの海信家電集団（000921）がストップ安。BYD（002594）が7％超下げたほか、同業の広州汽車集団（601238）、自動車部品メーカーの寧波均勝電子（600699）、安徽中鼎密封件（000887）、半導体関連の寧波均勝電子（600699）が大きく売られた。半面、22年6月中間決算が11％増益と発表した不動産大手の万科企業（000002）、金融株の中国人寿保険（601628）、招商銀行（600036）、エアコン大手の珠海格力電器（000651）などが上昇した。

　上海B株指数は1.58％安の304.84ポイント、深深センB株指数は1.30％安の1216.60ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3202.14ポイント
　前日比：-25.08ポイント
　騰落率：-0.78％

上海B株指数
　引値：304.84ポイント
　前日比：-4.89ポイント
　騰落率：-1.58％

深セン成分指数
　引値：11815.79ポイント
　前日比：-155.00ポイント
　騰落率：-1.29％

深センB株指数
　引値：1216.60ポイント
　前日比：-16.08ポイント
　騰落率：-1.3％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4078.84ポイント
　前日比：3.05ポイント
　騰落率：0.07％