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31日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比0.39%安の19871.00ポイントだった。中国企業指数は0.10%安の6832.99ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で545億HKドル。
ハンセン指数は前日比2%近く下げて寄り付いた。米国や欧州の中央銀行高官からタカ派的発言が相次いだことで、高金利が長期間続き、世界景気が減速するとの警戒感が強まった。中国本土相場の下落も投資家心理を悪化させたもよう。寄り付き後に発表された2022年8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、前月比0.2ポイント上昇したものの、2カ月連続で景況感の分かれ目となる50を下回った。ただ、ハンセン指数の前日終値は心理的節目の20000ポイントを割り込んだだけに、安値を拾う買いが入りやすい。米ダウ平均先物が香港時間きょう午前に上昇したこともあって、ハンセン指数は下げ幅を縮小して前場の取引を終えた。 個別では、電気自動車メーカーのBYD(01211)が9.51%安。14年前に同社H株を取得した大株主の米バークシャー・ハザウェイが、24日に初めて一部持ち株を売却したことが嫌気された。不動産株の碧桂園(02007)、九龍倉置業地産(01997)、龍湖集団(00960)も安い。自動車販売の中升集団(00881)、中国民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)は続落した。一方、前日売られた海底撈国際(06862)、ネットイース(09999)、美団(03690)が大幅に反発。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:19871.00ポイント 前日比:-78.03ポイント 騰落率:-0.39% 中国企業指数 引値:6832.99ポイント 前日比:-7.18ポイント 騰落率:-0.10% レッドチップ指数 引値:3692.14ポイント 前日比:-20.03ポイント 騰落率:-0.54% |
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31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.18%安の3189.26ポイントだった。深セン成分指数は1.74%安の11762.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6269億6500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、下げ幅を拡大した。前場中盤に心理的節目の3200ポイントを割り込み、その後も下値を切り下げる展開。国内各地で新型コロナウイルスの感染が続くなか、景気鈍化への懸念が引き続き重荷。寄り付きとほぼ同時に発表された8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4となり、市場予想の49.2を上回ったものの、引き続き好不況の分かれ目となる50以下の水準で推移した。非製造業PMIは52.6%と前月から1.2ポイント低下した。投資家のウォーレン・バフェット氏が香港市場で2008年から投資しているBYD(002594)のH株を初めて売却したと伝わったことも投資家心理を悪化させたもよう。 セクター別では、機械、風力発電設備、ガス、採掘、バッテリーは全面安。半面、保険、銀行、観光・ホテルの一角が買われた。 上海B株指数は1.28%安の305.76ポイント、深センB株指数は0.9%安の1221.57ポイントだった。 |
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