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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.70%高の20108.75ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の6893.87ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で583億1000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の20000ポイントを回復し、同水準を守って前場の取引を終えた。25日のNY市場で米長期金利が下がり、ハイテク株が買われた流れを引き継いだ。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』が同日、監査法人の検査ルールを巡る米国と中国の協議が合意に近づいたと報じたことも支援材料。米証券取引委員会(SEC)から同ルールを順守していないと認定された中国企業が上場廃止を回避できるとの期待が広がった。もっとも、指数の上値は伸び悩んだ。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を26日に控え、内容を見極めたい投資家が様子見姿勢を強めたもよう。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)が買われて相場の上昇を主導。医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、太陽光発電パネル用ガラスの信義光能(00968)、不動産開発の龍湖集団(00960)は大幅に続伸した。半面、前日大引け後に2022年6月中間決算を発表した申洲国際集団(02313)と中国人寿保険(02628)が下げている。 |
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ハンセン指数
引値:20108.75ポイント 前日比:140.37ポイント 騰落率:0.70% 中国企業指数 引値:6893.87ポイント 前日比:44.98ポイント 騰落率:0.66% レッドチップ指数 引値:3738.37ポイント 前日比:29.46ポイント 騰落率:0.79% |
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26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.09%高の3249.04ポイントだった。深セン成分指数は0.12%高の12119.04ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5889億2700万元だった。
上海総合指数は寄り付き後、堅調に上げ幅を拡大したものの、勢いは続かず、前引けにかけて上げ幅を縮めた。李克強首相が24日に開いた国務院常務会議で19項目にわたる追加の経済対策を表明したことが引き続き好感されたが、米国が中国企業7社を輸出規制リストに追加したことを受け、中国が企業の合法的な権益を守るため、必要な措置を講じると表明し、米中関係の悪化などが警戒された。一方、6月中間決算を材料に個別物色の動きが強まった。セクター別では、教育、観光・ホテル、化学肥料などが買われた半面、石炭、採掘、石油などが売られた。 上海B株指数は0.17%高の310.21ポイント、深センB株指数は0.40%高の1225.71ポイントだった。 |
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