ハンセン指数
　引値：19610.84ポイント
　前日比：-392.60ポイント
　騰落率：-1.96％

中国企業指数
　引値：6644.13ポイント
　前日比：-150.64ポイント
　騰落率：-2.22％

レッドチップ指数
　引値：3537.68ポイント
　前日比：-56.02ポイント
　騰落率：-1.56％

　10日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。終値は前日比0.54％安の3230.02ポイントだった。深セン成分指数は0.87％安の12223.51ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9661億7800万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上する場面もあったが、ほどなくして下向きに転じ、その後はマイナス圏でもみ合った。前日まで4営業日続伸し、1週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが出た。海南省を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、消費や経済活動が冷え込むことへの警戒感も重荷。朝方に発表された発表された7月の中国の消費者物価指数（CPI）は前年同月比2.7％上昇、生産者物価指数（PPI）は4.2％上昇となり、ともに市場予想（2.9％上昇、4.8％上昇）を下回った。

　セクター別では、保険が全面安。航空・空港運営、バッテリー素材、石炭、ゲームも安い。半面、貴金属、機械、自動車サービス、太陽光発電設備が買われた。

　A株市場では、自動車・電池・部品関連のBYD（002594）、国軒高科（002074）、寧波均勝電子（600699）が安い。調味料老舗の仏山市海天調味食品（603288）、航空大手の中国国際航空（601111）、家電メーカーの海爾智家（600690）、音声認識技術大手の科大訊飛（002230）も下げた。半面、電気自動車（EV）用バッテリーメーカーの寧徳時代新能源科技（300750）と戦略提携について基本合意した鄭州宇通客車（600066）がストップ高。ワイン大手の張裕ワイン（000869）もストップ高まで買い進まれた。

　上海B株指数は0.05％安の304.37ポイント、深センB株指数は0.06％高の1256.59ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3230.02ポイント
　前日比：-17.41ポイント
　騰落率：-0.54％

上海B株指数
　引値：304.37ポイント
　前日比：-0.15ポイント
　騰落率：-0.05％

深セン成分指数
　引値：12223.51ポイント
　前日比：-107.58ポイント
　騰落率：-0.87％

深センB株指数
　引値：1256.59ポイント
　前日比：0.70ポイント
　騰落率：0.06％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4109.74ポイント
　前日比：-46.55ポイント
　騰落率：-1.12％