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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.91%高の20228.71ポイントだった。中国企業指数は0.95%高の6886.34ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で500億3000万HKドル。
ハンセン指数は、序盤はマイナス圏での推移が目立ち、心理的節目の20000ポイントを割る場面もあったが、節目を回復してプラス圏に浮上すると、前引けにかけて上げ幅を拡大した。中国本土市場の上昇が好感されたほか、香港行政長官の諮問機関である行政会議の招集人を務める葉劉淑儀氏がメディアの取材に対し、中国本土の香港非居住者が不動産を取得した際に課される一部印紙税の免除を検討していると明らかにしたことを受け、香港不動産株が買われて相場を押し上げた。 個別では、新世界発展(00017)や新鴻基地産(00016)、恒基兆業地産(00012)など香港不動産株が大幅高となったほか、2022年6月中間決算を発表したチャイナ・ユニコム(00762)が3%超上昇。碧桂園服務(06098)やアリババ集団(09988)の上昇も目立った。半面、東方海外(00316)や創科実業(00669)、JDドットコム(09618)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20228.71ポイント 前日比:182.94ポイント 騰落率:0.91% 中国企業指数 引値:6886.34ポイント 前日比:64.82ポイント 騰落率:0.95% レッドチップ指数 引値:3635.49ポイント 前日比:24.62ポイント 騰落率:0.68% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続伸。前場終値は前日比0.31%高の3246.95ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の12326.11ポイントと4営業日続伸した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5971億5300万元だった。
上海総合指数は朝方に小安く推移した後、プラス圏に切り返した。中国の産業政策の恩恵が期待できるエネルギー関連銘柄が買いを集め、相場を押し上げた。もっとも、中国景気の減速懸念がくすぶるなかで上値の重さが目立つ。中国南部の海南省を中心に新型コロナウイルスの新規感染者数が増えたことで、消費や経済活動への影響が警戒されている。7月の中国物価統計の発表をあすに控え、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を見送っているもよう。 セクター別では、太陽光発電設備と石炭、電池素材が全面高のほか、風力発電設備、ガスも高い。一方、漢方薬やゲーム、農林水産業が売られた。 上海B株指数は0.32%高の304.67ポイントと3営業日続伸。深センB株指数は0.25%安の1258.53ポイントと4営業日ぶりに反落した。 |
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