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指数: 15分ディレイ
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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.45%高の20054.46ポイントだった。中国企業指数は1.51%高の6838.72ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で508億3000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の20000ポイントを回復し、同水準を守って堅調に推移した。前日のNY市場で米国の景気後退(リセッション)への警戒感が後退し、ダウ平均など主要3株価指数がそろって大幅に反発した流れを引き継いだ。ペロシ米下院議長が3日に台湾を出発したことで、中国と米国の対立が激化するとの懸念がひとまず和らいだもよう。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)やJDドットコム(09618)、美団(03690)、テンセント(00700)が買われ、相場の上昇を主導。アリババ集団子会社の阿里健康(00241)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、電動工具メーカーの創科実業(00669)も大幅高となった。半面、海運の東方海外(00316)、乳製品の中国蒙牛乳業(02319)、オンラインゲームのネットイース(09999)が反落している。 |
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ハンセン指数
引値:20054.46ポイント 前日比:287.37ポイント 騰落率:1.45% 中国企業指数 引値:6838.72ポイント 前日比:101.76ポイント 騰落率:1.51% レッドチップ指数 引値:3567.46ポイント 前日比:13.11ポイント 騰落率:0.37% |
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4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.15%高の3168.39ポイントだった。深セン成分指数は0.04%高の11987.28ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5484億1400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合う展開。前日まで続落し、5月30日以来、約2カ月ぶり安値をつけた後とあって、買い戻しが入った。ただ、3190ポイント付近で伸び悩み、その後は上げ幅を縮小した。台湾問題を巡る地政学的リスクへの懸念が引き続き重荷。中国はペロシ米下院議長の台湾訪問に反発し、台湾を取り囲む海域と空域で大規模な軍事演習を実施している。 セクター別では、半導体、送配電設備、農薬、電力が高い。半面、前日に高かった軍需関連が反落したほか、自動車、風力発電設備が売られた。 上海B株指数は0.47%安の299.84ポイント、深センB株指数は0.12%高の1241.07ポイント。 |
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