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■アリババ集団(09988):2022年4−6月期決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が2040億200万元、純利益は188億9700万元。
■長江インフラ(01038):2022年6月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が36億7800万HKドル、純利益は49億HKドル。 ■明源雲集団(00909):2日大引け後、2022年6月中間決算で5億4000万−5億8000万元の赤字に転落する見通しを発表した。前年同期は1億6500万元の黒字だった。 |
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2日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比2.52%高の92.62米ドルと続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は0.63%安の134.16米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の2日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):92.62米ドル(+2.52%) ■百度(BIDU):134.16米ドル(-0.63%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):25.30米ドル(+0.28%) ■JDドットコム(JD):59.73米ドル(+1.65%) ■ウェイボー(WB):18.45米ドル(+0.93%) ■ネットイース(NTES):90.60米ドル(-1.03%) ■モモ(MOMO):4.47米ドル(+4.20%) ■レンレン(RENN):28.88米ドル(+0.38%) ■捜狐(SOHU):16.06米ドル(+2.62%) ■チーター・モバイル(CMCM):0.73米ドル(+5.00%) ■テンセント・ミュージック(TME):4.00米ドル(+3.63%) |
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2日のNY株式相場は続落。ペロシ米下院議長が台湾を訪問し、米中間の緊張が高まったことや、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官から利上げについてタカ派的発言が相次いだことが嫌気された。
ダウ平均は終日マイナス圏で推移し、402.23米ドル安(-1.23%)とほぼ一日の安値で終了。S&P500は一時0.53%高まで上昇後、0.67%安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.09%高まで上昇後、0.16%安で終了した。主要3指数はそろって2日続落となった。ダウ平均採用銘柄は4-6月期の売上高が市場予想を下回ったキャタピラーが5.82%安となったほか、ボーイングが3.4%安。インテル、ビザ、ナイキ、ウォルグリーンも2%超下落した。 台湾を巡る地政学的リスクに加え、金融当局者からの相次ぐタカ派発言も市場心理を冷やした。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が、FRBのインフレ抑制対策は終了からほど遠いと述べ、FRBは当面利上げを継続するだろうとした。このほか、エバンズ米シカゴ連銀総裁やメスター米クリーブランド連銀総裁も積極的な利上げ継続を支持するとしたことで、利上げペースの減速期待が後退。米ドルが上昇し、米10年債が下落(利回りは上昇)した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比+1.09ポイントの23.93ポイントに上昇した。 |
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