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指数: 15分ディレイ
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28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.21%高の3282.58ポイントだった。深セン成分指数は0.23%高の12428.72ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆73億9200万元だった。
上海総合指数は終始プラス圏でもみ合った。連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がFOMC後の会見で、金融引き締めが景気に及ぼす影響に留意し、利上げペースを緩める可能性を示唆したことを受け、世界的な景気後退(リセッション)への懸念が和らぎ、地合いの改善につながった。中盤には上げ幅を拡大し、心理的節目の3300ポイントに乗せる場面もあったが、同水準で伸び悩むと、大引けにかけてじりじりと上げ幅を縮めた。バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の電話協議が米時間28日夜にも行われると伝わっており、対立緩和や対中制裁関税解除が期待される半面、結果を見極めたいとして次第に様子見気分が広がった。 セクター別では、半導体、コンシューマーエレクトロニクス、電子部品が高い。半面、風力発電設備、バッテリー素材が軟調。 A株市場では、大族激光科技産業集団(002008)がストップ高をつけたほか、立訊精密工業(002475)、歌爾(002241)、浙江水晶光電科技(002273)などテクノロジー株の一角が大幅高。免税店運営の中国旅遊集団中免(601888)も上昇した。同社が発表した2022年6月中間決算の速報値は前年同期比26.5%の減益となったが、下期の業績回復に対する期待が買いを誘ったもよう。半面、航空大手の中国国際航空(601111)、リチウム電池関連の寧波杉杉(600884)、国軒高科(002074)、医薬品メーカーの上海復星医薬(600196)が下げた。 上海B株指数は1.1%高の306.40ポイント、深センB株指数は0.79%高の1259.13ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3282.58ポイント 前日比:6.82ポイント 騰落率:0.21% 上海B株指数 引値:306.40ポイント 前日比:3.32ポイント 騰落率:1.1% 深セン成分指数 引値:12428.72ポイント 前日比:29.03ポイント 騰落率:0.23% 深センB株指数 引値:1259.13ポイント 前日比:9.81ポイント 騰落率:0.79% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4225.67ポイント 前日比:0.63ポイント 騰落率:0.01% |
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◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 7月28日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
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