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指数: 15分ディレイ
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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.48%高の20868.29ポイントだった。中国企業指数は1.49%高の7182.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で526億3000万HKドル。
ハンセン指数は小高く始まった後、徐々に上げ幅を拡大する展開。アリババ集団(09988)が6%超上昇し、指数を押し上げた。香港上場の扱いを現在の「セカンダリー上場」から「プライマリー上場」へ切り替える方針を明らかにしたことを受け、将来的に相互取引制度を通じた中国本土市場からの資金「北水」の流入が期待できるとの見方から大きく買われた。また、中国で広がる住宅ローンの返済拒否問題を巡り、当局が解決に乗り出したと伝わったことも投資家心理を強気に傾けた。 個別では、アリババ集団が大きく上げたほか、碧桂園(02007)や中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)など不動産株が高い。原油価格の上昇を受けてCNOOC(00883)やペトロチャイナ(00857)も買われた。半面、中国蒙牛乳業(02319)や創科実業(00669)、SMIC(00981)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20868.29ポイント 前日比:305.35ポイント 騰落率:1.48% 中国企業指数 引値:7182.28ポイント 前日比:105.19ポイント 騰落率:1.49% レッドチップ指数 引値:3752.68ポイント 前日比:43.86ポイント 騰落率:1.18% |
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26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.81%高の3276.71ポイントだった。深セン成分指数は1.07%高の12423.02ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5364億8500万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、ほどなくしてプラス圏に切り替えし、上げ幅を拡大した。中国の国家薬品監督管理局(NMPA)は25日、中国のバイオ企業が開発した低分子経口薬「Azvudine錠」について、新型コロナウイルス感染症の治療への追加適用を条件付きで緊急承認したと発表した。国内でコロナ経口治療薬の承認は初めてで、防疫規制の緩和や経済活動の正常化への期待が買いを支えたもよう。 セクター別では、観光・ホテルが全面高。不動産サービスと不動産開発も高い。未完成物件の購入者による住宅ローン支払い拒否問題を巡り、中国当局が救済策に乗り出したことで懸念が後退し、買い戻しが入った。半面、造船、医療機器、バイオ製品などが軟調。 上海B株指数は0.35%高の303.68ポイント、深センB株指数は0.16%高の1237.63ポイント。 |
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