マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
週明け25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.75%安の20454.69ポイントだった。中国企業指数は0.94%安の7039.86ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で480億1000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、朝方に下げ幅を広げた。前週末のNY市場でソーシャルメディア株やハイテク株を中心に幅広い銘柄が下落した流れが、香港市場にも波及した。欧州主要国や米国の景況感を示す指標が低下したことで、世界的な景気後退への警戒が強まったもよう。ただ、下落率が一時1%に迫ったものの、不動産株が買い直されて一定の下支えとなった。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)、美団(03690)が売られて相場の重荷となった。医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、自動車ディーラーの中升集団(00881)の下げがきつい。自動車メーカーの吉利汽車(00175)は大幅に反落した。半面、本土系不動産デベロッパーの龍湖集団(00960)、碧桂園(02007)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって大幅高。中国政府が開発業者の資金繰りを支援する不動産基金を新設すると伝わった。ビール大手の華潤ビール(00291)、パソコン大手のレノボグループ(00992)も買われた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20454.69ポイント 前日比:-154.45ポイント 騰落率:-0.75% 中国企業指数 引値:7039.86ポイント 前日比:-66.84ポイント 騰落率:-0.94% レッドチップ指数 引値:3701.88ポイント 前日比:8.69ポイント 騰落率:0.24% |
|
||
週明け25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.71%安の3246.70ポイントだった。深セン成分指数は0.94%安の12277.30ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5491億1000万元だった。
上海総合指数は序盤に一時プラス圏に浮上する場面もあったものの、マイナス圏で軟調に推移した。米中首脳会談が月内にも開催される見通しで、対立緩和への期待が広がる半面、前週末の米株安が嫌気された。欧米や中国の景気減速に対する懸念も相場の重しとなった。セクター別では、風力発電設備が全面安となったほか、太陽光発電設備、自動車なども売られた。半面、貴金属や不動産開発、医療器械が買われた。 上海B株指数は0.24%安の302.50ポイント、深センB株指数は0.55%安の1235.42ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
06/07 |
[政策] 香港のステーブルコイン条例、8月1日施行へ![]() |
06/06 |
[業界] 中国証券監督管理委、証券・先物8社の実質支配権変更を承認![]() |
06/06 |
[統計] 外交部記者会見:中国の国際物流と貿易情勢について![]() |
06/06 | [政策] 外交部記者会見:レアアースを巡る米中首脳会談での議論の内容について |
06/06 | [統計] CPIなど中国物価指標の予想値一覧(25年5月) |
レポート |