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21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比1.37%安の20604.83ポイントだった。中国企業指数は1.05%安の7103.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で487億3000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付き、次第に下げ幅を広げた。中国で新型コロナウイルスの新規感染者数が収束せず、厳しい行動制限の再導入が警戒されている。中国政府が打ち出す経済対策への期待も、李克強首相の発言を受けて後退したもよう。国営新華社によると、李首相は19日夜、世界経済フォーラムの会合で「中国は高すぎる成長目標のために、超大規模な刺激措置や通貨の過剰供給などを実施したりしない」と述べ、雇用が十分で国民の所得と物価が安定している限り、成長率が目標から小幅に下振れしても容認する考えを示した。 個別では、本土系不動産株の碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)、碧桂園(02007)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって下落。不動産企業の資金繰り悪化が引き続き警戒されている。保険株のAIAグループ(01299)と中国平安保険(02318)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)も安い。半面、オンラインゲームのネットイース(09999)、スマートフォン部品銘柄の舜宇光学科技(02382)が大幅に続伸。医薬品開発受託の薬明生物技術(02269)、電動工具の創科実業(00669)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20604.83ポイント 前日比:-285.39ポイント 騰落率:-1.37% 中国企業指数 引値:7103.91ポイント 前日比:-75.16ポイント 騰落率:-1.05% レッドチップ指数 引値:3726.31ポイント 前日比:-37.81ポイント 騰落率:-1.00% |
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21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.42%安の3290.80ポイントだった。深セン成分指数は0.17%安の12552.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6139億5500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3300ポイントを割り込んで寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。前日まで3日続伸し、節目を回復して約1週間半ぶり高値をつけた後とあって、利益確定売りが重荷となった。中国当局による大型景気刺激策への期待が後退したことも地合いを悪化させたもよう。李首相は世界経済フォーラムの企業家とのオンライン会合で、「中国は高すぎる成長目標のために、超大規模な刺激措置や通貨の過剰供給などを実施したりしない」と述べ、22年の成長率が目標の「5.5%前後」から小幅に下振れしても容認する考えを示した。 セクター別では、風力発電設備、石炭、軍需関連、化学肥料が安い。半面、半導体、電源設備、ゲームが買われた。 上海B株指数は0.4%安の304.65ポイント、深センB株指数は0.01%安の1232.49ポイント。 |
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