20日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。総じて良好な第2四半期決算を受けて前日のNY市場が大幅上昇した流れを引き継いだ。寄り付き前に発表された7月の最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）は1年物、5年物ともに市場予想通り据え置きだった。

　指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.28％高の3288.62ポイントで推移している。セクター別では、半導体、バッテリー素材、電源設備などが買われる半面、自動車、自動車部品、自動車サービスなどが売られている。

　20日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。19日の米国市場で米ドル高が一服し、主要株価指数が反発したことを受けて幅広い銘柄で買いが先行。寄り付き直後に心理的節目の21000ポイントを上抜けた。

　指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.65％高の21001.89ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のアリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）、テンセント（00700）、美団（03690）が買われて相場の上昇を主導。医薬品開発受託の薬明生物技術（02269）、電動工具の創科実業（00669）も高い。

上海総合指数
　始値：3291.55ポイント
　前日比：12.12ポイント
　騰落率：0.37％

上海B株指数
　始値：305.39ポイント
　前日比：-0.20ポイント
　騰落率：-0.07％

深セン成分指数
　始値：12551.43ポイント
　前日比：56.66ポイント
　騰落率：0.45％

深センB株指数
　始値：1228.06ポイント
　前日比：0.36ポイント
　騰落率：0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4291.28ポイント
　前日比：21.94ポイント
　騰落率：0.51％