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指数: 15分ディレイ
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週明け18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前日比2.58%高の20820.87ポイントだった。中国企業指数は2.94%高の7162.31ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で660億1000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、上げ幅を広げる展開。前週のハンセン指数が5日続落し、約1カ月半ぶり安値を更新した後とあって、買い戻しが優勢。7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1%の利上げを決めるとの見方が後退したことに加え、中国で広がりをみせる住宅ローン返済拒否問題への懸念が和らいだことが地合いの改善につながった。住宅購入者が未完成住宅のローン返済を拒否する動きが拡大する中、中国の銀行保険監督管理委員会の責任者が物件の引き渡しに向けて住宅都市建設部や中国人民銀行(中央銀行)などと協力していく方針を示した。 個別では、先週急落した碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)など本土系不動産株が買い戻された。大型ネット株の美団(03690)、アルミメーカー大手の中国宏橋(01378)、石油メジャーのCNOOC(00883)、電動工具大手の創科実業(00669)、本土系生保大手の中国平安保険(02318)も高い。半面、先週末に逆行高を演じた自動車・電池メーカーのBYD(01211)が軟調だった。 |
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ハンセン指数
引値:20820.87ポイント 前日比:523.15ポイント 騰落率:2.58% 中国企業指数 引値:7162.31ポイント 前日比:204.29ポイント 騰落率:2.94% レッドチップ指数 引値:3802.59ポイント 前日比:94.89ポイント 騰落率:2.56% |
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週明け18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.49%高の3276.17ポイントだった。深セン成分指数は1.12%高の12549.79ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6513億3700万元だった。
上海総合指数は序盤に前週末終値付近まで戻す場面もあったが、その後は堅調に推移し、徐々に上げ幅を拡大した。前週末の米株高が好感されたほか、上海総合指数は前週末に約1カ月半ぶり安値で終えた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。中国では住宅購入者が未完成住宅のローン返済を拒否する動きが拡大しているが、銀行保険監督管理委員会の責任者が物件の引き渡しに向けて住宅都市建設部や中国人民銀行(中央銀行)などと協力していく方針を示したことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、自動車サービスや不動産サービス、石炭が全面高となった半面、非金属材料や観光・ホテルが売られた。 上海B株指数は1.16%高の303.55ポイント、深センB株指数は0.92%高の1223.69ポイントだった。 |
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