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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5日続落。前場終値は前日比1.19%安の20503.58ポイントだった。中国企業指数は1.20%安の7040.35ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で664億9000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏で推移した。米利上げ加速観測が嫌気されているほか、中国本土で建設が中断したプロジェクトの物件購入者が住宅ローンの支払いを拒否する動きが全国に広がるなか、不動産販売と金融の安定に及ぼす悪影響への懸念が引き続き地合いを悪化させている。一方、中国国家統計局が午前に発表した2022年4−6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比0.4%となり、市場予想の1%に届かなかったが、6月の小売売上高は3.1%増とプラス成長に転じ、予想を上振れた。 個別では、本土系不動産デベロッパーの碧桂園(02007)と傘下の碧桂園服務(06098)、龍湖集団(00960)がきょうも大きく下げたほか、ネット通販大手のアリババ集団(09988)が安い。アリババ集団を巡っては、上海公安局のデータベースから10億人の個人情報が流出したと報道された事件にからみ、同社傘下クラウド部門の幹部が上海当局に呼び出されたと報じられている。半面、中間決算の増益見通しを手がかりに自動車・電池メーカーのBYD(01211)が逆行高。海運の東方海外(00316)が大幅に3日続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:20503.58ポイント 前日比:-247.63ポイント 騰落率:-1.19% 中国企業指数 引値:7040.35ポイント 前日比:-85.60ポイント 騰落率:-1.20% レッドチップ指数 引値:3756.05ポイント 前日比:-18.50ポイント 騰落率:-0.49% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比0.24%安の3273.87ポイントだった。深セン成分指数は0.20%高の12627.54ポイントと3日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6798億100万元だった。
上海総合指数は朝方に売りが先行。前日に続き、住宅購入者が未完成住宅のローン返済を拒否する動きが拡大するとの観測から関連セクターが売られ、相場の重荷となった。もっとも、中国政府の産業振興策の恩恵を受けそうな銘柄に買いが入り、売り一巡後は一時小高く推移する場面があった。中国国家統計局が午前に発表した2022年4−6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比0.4%と市場予想の1%に届かなかった。一方で6月の小売売上高は前年同月比3.1%増と市場予想の0.0%から上振れし、プラス成長に転換した(5月はマイナス6.7%)。 セクター別では、不動産開発やセメント・建材、不動産サービス、建設が安い。半面、クリーンエネルギー発電機器、自動車部品、半導体、コンシューマーエレクトロニクスが上昇している。 上海B株指数は0.06%安の304.27ポイントと反落。深センB株指数は0.52%高の1226.36ポイントと3日続伸した。 |
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