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指数: 15分ディレイ
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15日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。住宅購入者が未完成住宅のローン返済を拒否する動きが拡大するとの観測から、関連セクターが売られて相場の重荷となっている。米国の利上げ加速を背景に人民元相場に下押し圧力がかかるとの懸念は根強く、資金流出が警戒された。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.52%安の3264.76ポイントで推移。セクター別では、不動産開発やセメント・建材、不動産サービス、建設が安い。半面、自動車やバッテリー素材、石炭が上昇している。 |
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15日の香港市場でハンセン指数は続落スタート。米利上げ加速観測が嫌気されているほか、中国本土で建設が中断したプロジェクトの物件購入者が住宅ローンの支払いを拒否する動きが全国に広がるなか、不動産販売と金融の安定に及ぼす悪影響への懸念が引き続き重荷となっている。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.98%安の20548.41ポイントで推移。個別では、龍湖集団(00960)、碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)など不動産関連はきょうも下げが目立つ。21年6月中間決算の減益見通しを発表したスマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)や、ネット通販を大手のアリババ集団(09988)も大幅安。アリババ集団を巡っては、上海公安局のデータベースから10億人の個人情報が流出したと報道された事件にからみ、同社傘下クラウド部門の幹部が上海当局に呼び出されたと報じられている。半面、中間決算の増益見通しを手がかりに自動車・電池メーカーのBYD(01211)が買われているほか、海運の東方海外(00316)も高い。 |
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上海総合指数
始値:3261.38ポイント 前日比:-20.36ポイント 騰落率:-0.62% 上海B株指数 始値:303.58ポイント 前日比:-0.88ポイント 騰落率:-0.29% 深セン成分指数 始値:12557.15ポイント 前日比:-45.63ポイント 騰落率:-0.36% 深センB株指数 始値:1219.92ポイント 前日比:-0.15ポイント 騰落率:-0.01% 滬深300指数(CSI300指数) 始値:4299.47ポイント 前日比:-22.60ポイント 騰落率:-0.52% |
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