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指数: 15分ディレイ
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14日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反落。終値は前日比0.08%安の3281.74ポイントだった。深セン成分指数は0.75%高の12602.78ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆278億2100万元だった。
上海総合指数は強弱の材料が交錯する中、方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、中国当局の景気対策を好感して中盤にはプラス圏に浮上したものの、勢いは続かなかった。国内の複数地域で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、行動制限の強化で景気が減速することが引き続き警戒された。不動産デベロッパーの資金繰りの問題などで建設が中断したプロジェクトの物件購入者が、住宅ローンの支払いを拒否する動きが全国に拡大していると伝わり、不動産販売と金融の安定に及ぼす悪影響への懸念も重荷。4−6月期国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表をあすに控え、様子見ムードも次第に強まった。 セクター別では、銀行と不動産が売られたほか、鉄道・有料道路、電力、セメント・建材が安い。半面、バッテリー、太陽光発電設備、造船が買われた。 A株市場では、招商銀行(600036)、平安銀行(000001)、興業銀行(601166)、中国平安保険(601318)など金融株の下げが目立った。杭州老板電器(002508)、海信家電集団(000921)、海爾智家(600690)など家電関連も安い。中国の国務院(内閣に相当)は13日の常務会議で、グリーン・スマート家電の購入支援策を決定したものの、当面の好材料出尽くし感が出たもよう。半面、寧波均勝電子(600699)、寧波杉杉(600884)、国軒高科(002074)、BYD(002594)など自動車・バッテリー関連や、医薬株の上海復星医薬(600196)、江蘇恒瑞医薬(600276)が上昇した。 上海B株指数は0.69%高の304.46ポイント、深センB株指数は0.39%高の1220.07ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3281.74ポイント 前日比:-2.55ポイント 騰落率:-0.08% 上海B株指数 引値:304.46ポイント 前日比:2.10ポイント 騰落率:0.69% 深セン成分指数 引値:12602.78ポイント 前日比:93.89ポイント 騰落率:0.75% 深センB株指数 引値:1220.07ポイント 前日比:4.78ポイント 騰落率:0.39% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4322.07ポイント 前日比:0.61ポイント 騰落率:0.01% |
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◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 7月14日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
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