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指数: 15分ディレイ
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週明け11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比2.74%安の21130.67ポイントだった。中国企業指数は3.01%安の7324.46ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で652億7000万HKドル。
ハンセン指数は1%超安で寄り付き、しだいに下げ幅を拡大。6月の米雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを続けやすくなったとの見方が強まり、ほぼ全面安の展開となった。中国が「ゼロコロナ」政策の下で行動制限などの防疫対策が厳格になれば景気後退するとの懸念から中国本土相場が下落し、香港市場でも幅広いセクターに売りが波及した。 個別では、不動産株の碧桂園服務(06098)と碧桂園(02007)の下げがきつい。カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)も急落。マカオ政府がカジノを含む商工業の営業をきょうから1週間停止させ、嫌気した売りが出た。ネット株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、自動車株のBYD(01211)と吉利汽車(00175)の下落も目立つ。一方、医薬品株の中国生物製薬(01177)が逆行高。 |
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ハンセン指数
引値:21130.67ポイント 前日比:-595.11ポイント 騰落率:-2.74% 中国企業指数 引値:7324.46ポイント 前日比:-227.24ポイント 騰落率:-3.01% レッドチップ指数 引値:3856.64ポイント 前日比:-78.84ポイント 騰落率:-2.00% |
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週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.46%安の3307.23ポイントだった。深セン成分指数は2.25%安の12567.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6683億4200万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、徐々に下げ幅を拡大した。中国各地で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、行動規制強化への警戒感が強まったほか、9日に発表された6月の消費者物価指数(CPI)が2.5%上昇と予想を上回る強い結果となったことで、金融緩和期待が後退したことも相場の重しとなった。セクター別では、自動車、石炭、造船、酒造がほぼ全面安となった半面、医薬品、漢方薬、電力などが買われた。 上海B株指数は0.93%安の305.47ポイント、深センB株指数は1.12%安の1200.96ポイントだった。 |
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