8日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。中国当局の景気下支え策に期待する買いが引き続き相場を支えている。地方政府が今年下半期に発行できる「専項債」の総枠拡大が検討されていると外電が伝えた。もっとも、節目の3400ポイントが上値抵抗として意識され、一段と買い上がる勢いは乏しい。

　指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.32％高の3375.25ポイントで推移している。セクター別では、観光と送電設備、コンシューマーエレクトロニクスが買われる半面、風力発電設備、化学肥料、非鉄金属が売られている。

上海総合指数
　始値：3380.37ポイント
　前日比：15.97ポイント
　騰落率：0.47％

上海B株指数
　始値：308.48ポイント
　前日比：1.57ポイント
　騰落率：0.51％

深セン成分指数
　始値：12998.56ポイント
　前日比：62.71ポイント
　騰落率：0.48％

深センB株指数
　始値：1215.55ポイント
　前日比：1.01ポイント
　騰落率：0.08％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4468.06ポイント
　前日比：24.59ポイント
　騰落率：0.55％

ハンセン指数
　引値：21961.75ポイント
　前日比：318.17ポイント
　騰落率：1.47％

中国企業指数
　引値：7641.53ポイント
　前日比：102.55ポイント
　騰落率：1.36％

レッドチップ指数
　引値：3941.40ポイント
　前日比：33.57ポイント
　騰落率：0.86％