7日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米国で景気後退の予兆とされる「逆イールド」が拡大したことを受け、売りが先行している。米連邦準備理事会（FRB）の積極的な金融引き締め方針を背景に、6日の米債券市場で2年債利回りが大幅に上昇して10年債利回りを上回った。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比1.22％安の21322.98ポイントで推移。個別では、ネット事業を展開するネットイース（09999）、JDドットコム（09618）、美団（03690）、アリババ集団（09988）、阿里健康（00241）、テンセント（00700）がそろって下落。石油株のCNOOC（00883）も売られている。一方、東方海外（00316）が逆行高。2022年4−6月期の売上高が前年同期比52.4％増えたことで、買いを集めた。

上海総合指数
　始値：3353.13ポイント
　前日比：-2.22ポイント
　騰落率：-0.07％

上海B株指数
　始値：305.46ポイント
　前日比：-0.12ポイント
　騰落率：-0.04％

深セン成分指数
　始値：12826.09ポイント
　前日比：14.76ポイント
　騰落率：0.12％

深センB株指数
　始値：1201.65ポイント
　前日比：-2.38ポイント
　騰落率：-0.2％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4425.28ポイント
　前日比：1.31ポイント
　騰落率：0.03％

ハンセン指数
　始値：21352.70ポイント
　前日比：-233.96ポイント
　騰落率：-1.08％

中国企業指数
　始値：7428.57ポイント
　前日比：-117.35ポイント
　騰落率：-1.56％

レッドチップ指数
　始値：3853.99ポイント
　前日比：-17.92ポイント
　騰落率：-0.46％