1日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う展開。中国政府による景気対策や新型コロナウイルスの感染収束に伴う景気回復への期待が根強い半面、心理的節目の3400ポイント付近の上値抵抗が意識されている。6月の財新中国製造業購買担当者景気指数（PMI）の発表を前に様子見気分が漂う。

　指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.05％安の3396.80ポイントで推移している。セクター別では、前日に高かった観光・ホテル、航空・空港運営が反落。石炭も安い。半面、公共事業、電力、軍需関連が買われている。

上海総合指数
　始値：3400.26ポイント
　前日比：1.64ポイント
　騰落率：0.05％

上海B株指数
　始値：308.83ポイント
　前日比：-0.67ポイント
　騰落率：-0.22％

深セン成分指数
　始値：12899.47ポイント
　前日比：3.27ポイント
　騰落率：0.03％

深センB株指数
　始値：1199.97ポイント
　前日比：0.64ポイント
　騰落率：0.05％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4489.52ポイント
　前日比：4.51ポイント
　騰落率：0.1％

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月      105.76    -4.02    -3.66%

COMEX金 中心限月       1807.30   -10.20    -0.56%

LME銅 3カ月物          8258.15  -143.00    -1.70%

LMEアルミ 3カ月物      2431.33   -39.52    -1.60%