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30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.03%高の22002.58ポイントだった。中国企業指数は0.21%高の7710.91ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で692億5000万HKドル。
ハンセン指数は続落して始まった後、前日終値を挟んで一進一退の値動きとなった。結局、心理的節目の22000ポイントをかろうじて上抜けて前場の取引を終えた。中国国家統計局が寄り付き後に発表した6月の購買担当者景気指数(PMI)が製造業、非製造業ともに景況感の分かれ目となる50を4カ月ぶりに超え、中国本土相場が上昇したことで買いが入った。半面、香港市場は7月1日が中国への返還記念日の祝日で休場となるため、連休を前に手じまい売りが出やすい。5月の米個人所得・個人消費支出の発表を香港時間30日夜に控え、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を見送ったもよう。 個別では、前日売られた中国生物製薬(01177)、吉利汽車(00175)、華潤ビール(00291)、中国海外発展(00688)が大幅に反発。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)と李寧(02331)も高い。一方、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)、美団(03690)が売られて相場の重荷だった。海運大手の東方海外(00316)、パソコン大手のレノボグループ(00992)は大幅に続落した。 |
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ハンセン指数
引値:22002.58ポイント 前日比:5.69ポイント 騰落率:0.03% 中国企業指数 引値:7710.91ポイント 前日比:16.27ポイント 騰落率:0.21% レッドチップ指数 引値:3946.22ポイント 前日比:52.43ポイント 騰落率:1.35% |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.31%高の3405.64ポイントだった。深セン成分指数は1.95%高の12943.92ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6922億7600万元だった。
上海総合指数は小安く始まったものの、その後はプラス圏で堅調に推移し、心理的節目の3400ポイントを回復して前場の取引を終えた。寄り付きと同時に発表された2022年6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.2と市場コンセンサス予想(50.5)を下回ったものの、前月比0.6ポイント上昇し、4カ月ぶりに50を超えたことが好感された。また、中国政府による景気対策や新型コロナウイルスの感染収束に伴う景気回復への期待感も買いを支えた。セクター別では、観光・ホテルや航空・空港運営、風力発電設備、酒造がほぼ全面高だった。半面、不動産サービスや自動車サービス、自動車、自動車部品などが売られた。 上海B株指数は0.16%高の308.46ポイント、深センB株指数は0.66%高の1198.53ポイントだった。 |
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