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指数: 15分ディレイ
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21日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比4.06%高の106.39米ドルと2営業日続伸。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も4.15%高の145.63米ドルと2営業日続伸した。主な中国関連ネット・IT株の21日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):106.39米ドル(+4.06%) ■百度(BIDU):145.63米ドル(+4.15%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):23.07米ドル(+8.06%) ■JDドットコム(JD):63.65米ドル(-2.42%) ■ウェイボー(WB):22.58米ドル(+4.63%) ■ネットイース(NTES):92.01米ドル(-1.25%) ■モモ(MOMO):5.04米ドル(-3.36%) ■捜狐(SOHU):15.41米ドル(+1.72%) ■チーター・モバイル(CMCM):0.78米ドル(+3.59%) ■テンセント・ミュージック(TME):4.68米ドル(+3.31%) |
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22日の香港市場は反落して始まるか。ハンセン指数は前日に3営業日続伸し、10日以来の高値圏にあるだけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。足元の相場上昇を主導してきたハイテク株を中心に売りが先行しそうだ。21日の米株式相場は上昇したものの、市場では米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースの加速が米景気を冷やすとの懸念がくすぶっている
もっとも、中国政府が打ち出す産業政策への期待は根強く、政策の恩恵を受けそうな銘柄の物色が相場を下支えする展開があり得る。ハンセン指数の10日移動平均(21日大引け時点で21377.75ポイント)が下値支持線として意識されそうだ。 連休明け21日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反発し、S&P500とナスダック総合は続伸となった。特段の材料がなかったものの、先週まで大幅に3週続落したことで押し目買いが強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って引けた。 |
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21日のNY株式相場は大幅反発。特段の材料がなかったものの、先週まで大幅に3週続落したことで押し目買いが強まった。
ダウ平均は765米ドル高まで上昇し、641.47米ドル高(+2.15%)で終了。ユナイテッドヘルスが6.25%高となったほか、シェブロン、メルクが4%超上昇し、ベライゾン、ウォルマート、アップルなども3%超上昇した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.45%高、2.51%高で終了。ダウ平均が3営業日ぶりに反発し、S&P500とナスダック総合は2営業日続伸となった。 業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。原油高を受けてエネルギーが5.14%高となったほか、一般消費財、生活必需品、ヘルスケア、IT、金融も2%超上昇した。ハイテク・グロース株はテスラが9.35%高、アルファベットが4.11%高、アップルが3.28%高、アマゾン・ドット・コムが2.32%高となった一方、メタが4.09%安、ネットフリックスが2.62%安となった。 先週はダウ平均が4.79%安、S&P500が5.79%安、ナスダック総合が4.78%安とそろって大幅に3週続落し、ダウ平均は12週間で11週の下落となったが、3連休明けの米国株は買い戻しが優勢。明確な底打ち感はなかったものの、多くのテクニカル指標が売られ過ぎを示したことや、インフレのピークアウト期待、今週のパウエル米連邦準備理事会(FRB)の議会証言を控え、持ち高調整の動きが強まった。ただ、投資家の不安心理を示すVIX指数は0.84ポイント低下の30.19ポイントと、4営業日連続で30ポイントを上回った。 |
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