ハンセン指数
　引値：21163.91ポイント
　前日比：88.91ポイント
　騰落率：0.42％

中国企業指数
　引値：7399.60ポイント
　前日比：31.92ポイント
　騰落率：0.43％

レッドチップ指数
　引値：3747.13ポイント
　前日比：62.82ポイント
　騰落率：1.71％

　週明け20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小反落。終値は前営業日比0.04％安の3315.43ポイントだった。深セン成分指数は1.27％高の12487.13ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1644億5900万元。

　上海総合指数は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開。前週末に心理的節目の3300ポイントを回復し、約3カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷となった。寄り付き前に発表された中国の6月の最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）は、1年物・5年物がともに据え置き、金融緩和の期待が後退した。前場は心理的節目の3300ポイントを割り込む場面もあったが、同水準で買い戻しが入ると、中盤以降はおおむね前日付近でもみ合った。中国当局の景気対策に対する根強い期待が相場を支えたもよう。本土メディアによれば、工業情報化部は新型コロナや原料高で苦境に立たされている製造業企業を支援する新たな経済安定策を検討している。

　セクター別では、石炭、採掘、石油、化学肥料が安い。証券、銀行も売られた。半面、風力発電設備、電源設備、機械、バッテリーが上昇した。

　個別では、石油メジャーのペトロチャイナ（601857）、石炭大手の中国神華能源（601088）、非鉄金属の紫金鉱業集団（601899）、中国アルミ（601600）、鉄鋼メーカーの本鋼板材（000761）の下げが目立った。半導体メーカーの紫光国芯微電子（002049）、漢方薬の華潤三九医薬（000999）、食品関連の洽洽食品（002557）、河南双匯投資発展（000895）が売られた。半面、音声認識技術大手の科大訊飛（002230）、自動車部品メーカーの浙江世宝（002703）がストップ高を付けたほか、LED用チップメーカーの三安光電（600703）、航空株の中国東方航空（600115）、春秋航空（601021）も高い。

　上海B株指数は1.89％安の302.22ポイント、深センB株指数は0.5％高の1157.42ポイント。

上海総合指数
　引値：3315.43ポイント
　前日比：-1.36ポイント
　騰落率：-0.04％

上海B株指数
　引値：302.22ポイント
　前日比：-5.82ポイント
　騰落率：-1.89％

深セン成分指数
　引値：12487.13ポイント
　前日比：155.99ポイント
　騰落率：1.27％

深センB株指数
　引値：1157.42ポイント
　前日比：5.76ポイント
　騰落率：0.5％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4330.43ポイント
　前日比：21.39ポイント
　騰落率：0.5％