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指数: 15分ディレイ
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17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.78%高の21009.00ポイントだった。中国企業指数は0.97%高の7329.51ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で741億5000万HKドル。
ハンセン指数は欧米株安の流れを引き継いで続落して始まったものの、朝方に上昇へ転じた。前日終値は5月27日以来およそ3週間ぶり安値とあって、自律反発狙いの買いが相場を押し上げた。もっとも、米国や欧州の主要中央銀行が相次いで利上げに踏み切ったことで世界景気の減速懸念が広がり、買い上がるムードは乏しい。ハンセン指数は前日に割り込んでいた心理的節目の21000ポイント付近でもみ合い、同水準をかろうじて上回って前場の取引を終えた。 個別では、ネットサービスを手掛ける美団(03690)とJDドットコム(09618)、阿里健康(00241)や火鍋チェーン大手の海底撈国際(06862)が大幅に反発。自動車株の吉利汽車(00175)、保険株のAIAグループ(01299)と中国平安保険(02318)も買われた。一方、電動工具メーカーの創科実業(00669)が5営業日続落した。5月の米住宅着工件数が前月比で市場予想を超える減少となり、同社製品の需要縮小を警戒する売りが出たもよう。アルミメーカーの中国宏橋(01378)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)の下げがきつい。 |
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ハンセン指数
引値:21009.00ポイント 前日比:163.57ポイント 騰落率:0.78% 中国企業指数 引値:7329.51ポイント 前日比:70.10ポイント 騰落率:0.97% レッドチップ指数 引値:3675.30ポイント 前日比:8.00ポイント 騰落率:0.22% |
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17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.02%安の3284.74ポイントだった。深セン成分指数は0.13%高の12166.67ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6572億8300万元だった。
上海総合指数は方向感を欠いた。欧米中央銀行の相次ぐ利上げを受け、世界的な景気後退への警戒感が相場の重しとなったが、中国政府による景気対策への期待は根強く、産業政策の恩恵を受けそうな銘柄が物色された。セクター別では、教育、観光ホテル、証券などが売られる半面、風力発電設備、バッテリー素材、貴金属などが買われた。 上海B株指数は0.40%安の304.44ポイント、深センB株指数は0.17%高の1150.28ポイントだった。 |
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