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指数: 15分ディレイ
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14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.91%安の20876.31ポイントだった。中国企業指数は1.10%安の7259.59ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で701億7000万HKドル。
ハンセン指数は13日の米株式相場が続落した流れを引き継ぎ、運用リスクを回避する売りが優勢。下値のめどとして意識された50日移動平均(前引け時点で20942.61ポイント)を割り込んで前場の取引を終えた。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が強まり、13日に米10年債利回りが先週末の3.16%台から3.36%台に急上昇したことが嫌気された。北京市と上海市の新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念も強い。 個別では、自動車メーカーのBYD(01211)と吉利汽車(00175)が大幅に下落。ネット通販大手のアリババ集団(09988)や、ガラスメーカーの信義ガラス(00868)と傘下の信義光能(00968)が安い。13日付でハンセン指数構成銘柄に採用された半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も売られた。半面、銀行株の中銀香港(02388)、ハンセン銀行(00011)、HSBC(00005)が買われ、一定の下支えとなった。海運大手の東方海外(00316)は5日ぶりに反発した。 |
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ハンセン指数
引値:20876.31ポイント 前日比:-191.27ポイント 騰落率:-0.91% 中国企業指数 引値:7259.59ポイント 前日比:-80.93ポイント 騰落率:-1.10% レッドチップ指数 引値:3727.46ポイント 前日比:-18.34ポイント 騰落率:-0.49% |
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14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。終値は前日比1.60%安の3203.62ポイントだった。深セン成分指数は2.72%安の11672.73ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6677億4700万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始軟調に推移した。前日の米株安や米長期金利の上昇を嫌気。為替市場で米ドル高・人民元安が進み、資金の流出が警戒されているもよう。北京市や上海市の新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて行動制限を強化する動きが出ており、景気回復への期待が後退したことも地合いを悪化させた。指数は半ば以降に下げ幅を広げ、前引け前には心理的節目の3200ポイントを割り込む場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果や中国の5月主要経済指標の発表を控え、リスクを回避する動きが優勢だった。 セクター別では、半導体、太陽光発電設備、風力発電設備、バッテリー素材などの下げが目立った。半面、石炭の一角が堅調だった。 上海B株指数は1.13%安の305.37ポイント、深センB株指数は0.02%安の1129.88ポイント。 |
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