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指数: 15分ディレイ
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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.18%安の21828.86ポイントだった。中国企業指数は0.16%高の7618.67ポイント。メインボードの売買代金は概算で768億3000万HKドル。
ハンセン指数は欧米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いた。欧米の金融引締めの加速を警戒し、売りが先行した。ただ、本土市場で安く始まった上海総合指数が前場中盤にプラス圏へ切り返したこともあり、ハンセン指数は次第に下げ幅を縮小。前場終盤にはプラス圏に浮上する場面もあった。中国当局の産業振興策に対する期待が根強いほか、インターネット・プラットフォーム企業に対する当局の締め付けが緩むとの観測も引き続き投資家心理を支えた。 セクター別では、自動車メーカーのBYD(01211)、吉利汽車(00175)、スポーツウエアの李寧(02331)が高い。朝方に売られた阿里健康(00241)、ネットイース(09999)、アリババ集団(09988)、美団(03690)などネット株が上昇に転じた。アリババ集団傘下の金融会社、アント・グループの株式新規公開(IPO)について、中国証券監督管理委員会(CSRC)と会社側がともにIPO再開の報道を否定したものの、外電によればアントは早ければ来月にも上場申請を再度提出する可能性がある。一方、本土不動産株の龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)、豚肉大手の万洲国際(00288)、アジア生保のAIAグループ(01299)の下げが目立った。 |
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ハンセン指数
引値:21828.86ポイント 前日比:-40.19ポイント 騰落率:-0.18% 中国企業指数 引値:7618.67ポイント 前日比:12.32ポイント 騰落率:0.16% レッドチップ指数 引値:3823.54ポイント 前日比:-50.54ポイント 騰落率:-1.30% |
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10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.58%高の3257.59ポイントだった。深セン成分指数も0.88%高の11914.52ポイントと反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5636億500万元だった。
上海総合指数は前日の欧米株安の流れを引き継ぎ、安く始まった。ただ、中国政府が打ち出す産業振興策に期待する買いが相場をプラス圏に押し上げ、結局は前場の高値圏で引けた。中国国家統計局が午前に発表した2022年5月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比6.4%上昇。上昇幅が7カ月連続で縮小したことで、コスト高による業績悪化懸念が和らいだもよう。 セクター別では、自動車サービスと風力発電設備、電機が全面高となった半面、貴金属や空運、農林漁業が売られた。 上海B株指数は0.52%高の310.91ポイント、深センB株指数は0.18%高の1123.41ポイントとともに反発した。 |
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