ハンセン指数
　引値：21869.05ポイント
　前日比：-145.54ポイント
　騰落率：-0.66％

中国企業指数
　引値：7606.35ポイント
　前日比：-73.25ポイント
　騰落率：-0.95％

レッドチップ指数
　引値：3874.08ポイント
　前日比：-55.93ポイント
　騰落率：-1.42％

　9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日ぶりに反落。終値は前日比0.76％安の3238.95ポイントだった。深セン成分指数は1.85％安の11810.58ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9769億1800万元だった。

　上海総合指数は、序盤は前日終値を挟んでもみ合ったものの、中盤以降はマイナス圏で軟調に推移した。指数は前日まで4日続伸し、4月6日以来、約2カ月ぶり高値で終えた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。午前に発表された5月の米ドル建て貿易統計で、輸出が前年同月比16.9％増となり、伸び率が市場予想の8.0％を上回ったことを受けて下げ幅を縮める場面もあったものの、勢いは続かなかった。物価統計の発表をあすに控えて様子見ムードも広がったもよう。セクター別では、自動車、風力発電設備、電子化学品が全面安となったほか、半導体やソフトウエア開発も売られた。半面、採掘、石油製品、化学肥料などが買われた。

　A株市場では、江鈴汽車（000550）や重慶長安汽車（000625）が大きく下げたほか、中公教育科技（002607）や寧波均勝電子（600699）などの下落も目立った。北京のバーで新型コロナウイルスのクラスター感染が見つかったと伝わり、北京燕京ビール（000729）も売られた。半面、本土市場で売買代金が高水準で推移していることを受け、光大証券（601788）や招商証券（600999）が買われた。自社株買いが完了したと発表した洛陽モリブデン（603993）も高かった。

　上海B株指数は0.33％安の309.29ポイント、深センB株指数は0.38％安の1121.43ポイント。

上海総合指数
　引値：3238.95ポイント
　前日比：-24.84ポイント
　騰落率：-0.76％

上海B株指数
　引値：309.29ポイント
　前日比：-1.01ポイント
　騰落率：-0.33％

深セン成分指数
　引値：11810.58ポイント
　前日比：-222.68ポイント
　騰落率：-1.85％

深センB株指数
　引値：1121.43ポイント
　前日比：-4.27ポイント
　騰落率：-0.38％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4175.67ポイント
　前日比：-44.14ポイント
　騰落率：-1.05％