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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.24%安の21961.60ポイントだった。中国企業指数は0.39%安の7649.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で915億5000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、朝方に下げに転じた。前日は心理的節目の22000ポイントを上抜け、終値ベースで4月6日以来ほぼ2カ月ぶりの高値を付けただけに、利益をいったん確定する動きが次第に優勢となった。8日の米債券市場で10年債利回りが再び3%台に上昇したことも投資家心理を悪化させた。序盤は中国の経済活動の再開を見込む買いが相場を押し上げたものの、ハンセン指数が100日移動平均(前引け時点で22061.49ポイント)を超える水準では売りが出た。 個別では、時価総額が大きいHSBC(00005)と美団(03690)が売られ、相場の重荷となった。前日高かった海底撈国際(06862)と舜宇光学科技(02382)、華潤ビール(00291)は反落。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)と李寧(02331)も安い。半面、不動産株の上昇が目立ち、碧桂園服務(06098)と碧桂園(02007)、龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)がそろって買われた。アリババ集団(09988)とCNOOC(00883)は続伸している。 |
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ハンセン指数
引値:21961.60ポイント 前日比:-52.99ポイント 騰落率:-0.24% 中国企業指数 引値:7649.50ポイント 前日比:-30.10ポイント 騰落率:-0.39% レッドチップ指数 引値:3894.94ポイント 前日比:-35.07ポイント 騰落率:-0.89% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日ぶりに反落。前場終値は前日比0.49%安の3247.86ポイントだった。深セン成分指数は1.34%安の11872.52ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6065億6400万元だった。
上海総合指数は、序盤は前日終値を挟んでもみ合ったが、その後はマイナス圏で推移した。指数は前日まで4日続伸し、4月6日以来、約2カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。一方、中国の国務院(内閣に相当)が6日に常務会議を開き、貿易と海外からの投資を安定させ、対外開放を一段と広げる政策を打ち出したことが好感された。午前に発表された5月の米ドル建て貿易統計で、輸出が前年同月比16.9%増となり、伸び率が市場予想の8.0%を上回ったことを受けて下げ幅を縮める場面もあったものの、勢いは続かなかった。セクター別では、自動車、半導体、電子化学品などが売られた半面、採掘、石油、化学肥料などが買われた。銀行、証券、保険など金融株も高い。 上海B株指数は0.44%安の308.92ポイント、深センB株指数は0.41%安の1121.07ポイントだった。 |
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