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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.70%高の21897.83ポイントだった。中国企業指数は2.05%高の7621.19ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1000億9000万HKドルと、前場の取引で1000億HKドルの大台を超えた。
ハンセン指数は前日に米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、高く始まった。序盤に商いを伴って上げ幅を広げ、心理的節目の22000ポイントを一時上抜ける場面があった。米長期金利の上昇が一服したことで、ハイテク株を買い直す動きが広がったもよう。中国当局が国産オンラインゲーム60本を新たに認可したことを受け、ゲーム業界の行政リスクに対する市場の懸念が和らいだ。中国の景気下支え策に対する期待も根強い。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)、テンセント(00700)美団(03690)、JDドットコム(09618)がそろって大きく買われ、相場の上昇を主導。医薬品関連の阿里健康(00241)と薬明生物技術(02269)、カジノ株の銀河娯楽(00027)とサンズ・チャイナ(01928)も高い。半面、不動産株の下げが目立ち、中国海外発展(00688)、龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)が売られた。衛生用品の恒安国際集団(01044)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)もさえない。 |
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ハンセン指数
引値:21897.83ポイント 前日比:366.16ポイント 騰落率:1.70% 中国企業指数 引値:7621.19ポイント 前日比:153.32ポイント 騰落率:2.05% レッドチップ指数 引値:3906.85ポイント 前日比:-6.18ポイント 騰落率:-0.16% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.70%安の3219.15ポイントだった。深セン成分指数は0.91%安の11826.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7209億8700万元だった。
上海総合指数は小高く始まった後、プラス圏で堅調に推移していたものの、前場中盤以降に下向きに転じ、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。前日の米株高が好感されたほか、中国の景気下支え対策に対する期待は根強いものの、指数は前日まで2日連続で約2カ月ぶり高値を更新しているとあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、あす9日には貿易統計、10日には物価統計の発表が控えており、様子見ムードも広がったもよう。セクター別では、風力発電設備や海運・港湾、航空・宇宙関連が売られた半面、石炭、ガス、教育などが買われた。 上海B株指数は0.45%安の306.86ポイント、深センB株指数は0.28%安の1119.33ポイントだった。 |
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