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指数: 15分ディレイ
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2日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.57%安の20960.45ポイントだった。中国企業指数は1.71%安の7220.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で557億6000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値比1%超下げて寄り付き、じりじりと下げ幅を広げて心理的節目の21000ポイントを割り込んだ。米長期金利の上昇を受けた前日の米株安が嫌気され、朝方から幅広いセクターで売りが先行。あすの端午節を含む3連休を前に、持ち高を整理する動きも相場を押し下げた。もっとも、中国政府の景気下支え策に対する期待が根強い中、ハンセン指数は下値支持線として意識された50日移動平均(前引け時点で20958.05ポイント)をかろうじて上回る水準で前場の取引を終えた。 個別では、香港不動産株の新世界発展(00017)と恒基兆業地産(00012)、恒隆地産(00101)がそろって急落。FTSEラッセルが算出するグローバル不動産株か指数からの除外が決まり、売りが膨らんだ。医薬品株の石薬集団(01093)と中国生物製薬(01177)、本土不動産株の龍湖集団(00960)は続落した。大型ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)も大きく売られた。一方、香港公益株の電能実業(00006)、自動車株の吉利汽車(00175)、食品・飲料株の万洲国際(00288)が続伸した。 |
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ハンセン指数
引値:20960.45ポイント 前日比:-334.49ポイント 騰落率:-1.57% 中国企業指数 引値:7220.36ポイント 前日比:-125.28ポイント 騰落率:-1.71% レッドチップ指数 引値:3918.95ポイント 前日比:-52.26ポイント 騰落率:-1.32% |
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2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.11%高の3185.52ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の11592.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5333億5600万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、徐々に下げ幅を縮小すると、前日終値付近まで戻したが、上値は重く、小幅高で前場の取引を終えた。中国政府が打ち出した景気下支え策への期待は根強いものの、最近の上昇を受けて利益確定売りが出たほか、端午節であすから連休に入るとあって、持ち高調整の売りも広がった。セクター別では、自動車や自動車部品、半導体、バッテリーが買われた半面、石炭、観光・ホテル、採掘、海運・港湾などが売られた。 上海B株指数は0.54%安の302.23ポイント、深センB株指数は1.06%高の1111.18ポイントだった。 |
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