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指数: 15分ディレイ
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週明け30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.87%高の21084.54ポイントだった。中国企業指数は2.22%高の7239.66ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で734億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後に上げ幅を広げ、ほどなくして心理的節目の21000ポイントを回復。前週末の米株高の流れを引き継ぎ、米インフレのピークアウト期待から香港市場でも買いが優勢。ロックダウン(都市封鎖)が長期化している上海市は29日、全面的な経済活動の再開に向けた総合施策を6月1日に施行すると発表したことを受け、行動規制の解除と経済の正常化に対する期待も地合いの改善につながった。もっとも、上昇率が2%を超える水準では伸び悩み、中盤以降は狭いレンジでもみ合った。 ハンセン指数構成銘柄では、李寧(02331)、海底撈国際(06862)、華潤ビール(00291)など消費関連株の上昇が目立った。大型ネット株の美団(03690)、JDドットコム(09618)、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)も買いを集めた。半面、本土不動産株の龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)、ガラスメーカーの信義ガラス(00868)、ガス会社の新奥能源(02688)が軟調だった。 |
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ハンセン指数
引値:21084.54ポイント 前日比:387.18ポイント 騰落率:1.87% 中国企業指数 引値:7239.66ポイント 前日比:157.28ポイント 騰落率:2.22% レッドチップ指数 引値:3917.37ポイント 前日比:38.37ポイント 騰落率:0.99% |
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週明け30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前営業日比0.31%高の3140.09ポイントだった。深セン成分指数は0.73%高の11274.99ポイントと反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5187億8800万元だった。
上海総合指数は小高くスタート。序盤に小幅ながら下げに転じる場面があったが、すぐに切り返して上げ幅を広げた。中国で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少するなか、都市封鎖(ロックダウン)解除への期待が相場を押し上げた。上海市が29日、全面的な経済活動の再開に向けた総合施策を6月1日に施行すると発表し、買い安心感につながった。ただ、足元の利益を確定する売りも出て上値は重い。中国の5月製造業購買担当景気指数(PMI)の発表をあすに控え、結果を見極めたい投資家は積極的な売買を見送っているもよう。 セクター別では、自動車やゴム、酒造が高い。半面、石炭や教育、海運・港湾が下落している。 上海B株指数は0.88%高の307.92ポイント、深センB株指数は0.96%高の1109.18ポイントとともに4日続伸した。 |
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