◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　5月27日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 iｼｪｱｰｽﾞFTSE A50ﾁｬｲﾅETF（82823）#                    1.33    100.00%     88.83%

    2 ﾊﾞﾘｭｰ･ｺﾞｰﾙﾄﾞETF（83081）#                           0.01    100.00%     98.10%

    3 Global X中国消費者ﾌﾞﾗﾝﾄﾞETF（09806）                0.03    100.00%     56.49%

    4 中金中国国債ETF（83079）#                           0.01    100.00%         ―

    5 ﾌﾟﾚﾐｱ美国国庫浮息票拠ETF（03077）                   0.79    100.00%    100.00%

    6 南方東英中国ﾍﾙｽｹｱ指数ETF（03174）                   0.12     92.98%     50.31%

    7 南方東英WTI原油先物ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07345）                3.64     84.25%     55.80%

    8 ｻﾑｽﾝ･ｱｼﾞｱ太平洋高配当ﾘｰﾄETF（03187）                0.25     84.08%     37.56%

    9 Globl X中国生物科技ETF（02820）                     0.87     81.95%     72.07%

   10 iｼｪｱｰｽﾞFTSE A50ﾁｬｲﾅETF（02823）                    53.67     81.39%     83.61%

   11 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱ･ﾊﾝｾﾝ指数ETF（03115）                     0.08     73.61%     81.14%

   12 南方東英ﾊﾝｾﾝ指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07500）                 248.71     71.91%     44.80%

   13 Globl X中国雲端運算ETF（02826）                     0.53     69.08%     49.63%

   14 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱMSCIﾁｬｲﾅETF（02801）                      2.11     66.67%     26.42%

   15 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（02822）                       46.78     65.24%     52.86%

   16 Global X中国消費者ﾌﾞﾗﾝﾄﾞETF（02806）                0.26     63.53%     42.61%

   17 ﾊﾝｾﾝ中国企業指数ETF（02828）                     1520.00     62.05%     25.54%

   18 Globl X中国雲端運算ETF（09826）                     0.03     61.55%     44.89%

   19 四海国際（00120）                                   0.39     58.12%     36.66%

   20 波司登国際（03998）                                 9.09     57.19%     39.87%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

　27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.52％高の3139.44ポイントだった。深セン成分指数は0.45％高の11257.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5084億2800万元だった。

　上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。国務院（内閣に相当）常務会議が決めた6分野33項目の景気安定政策について、李克強首相が全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めたことから、中国当局による経済対策への期待が広がった。半面、「ゼロコロナ」政策の下、4−6月期の経済成長が大きく落ち込むことへの懸念や、行動制限の緩和を巡る不透明感が上値を抑えたもよう。

　セクター別では、教育、採掘、石油、化学原料が高い。風力発電設備、医薬品販売、電源設備が売られた。

　上海B株指数は0.61％高の305.58ポイント、深センB株指数は0.37％高の1098.48ポイント。

　27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅反発。前場終値は前日比2.77％高の20672.80ポイントだった。中国企業指数は2.87％高の7074.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で707億8000万HKドル。

　ハンセン指数は前日終値を500ポイント超上回って寄り付いた後、プラス圏で堅調に推移し、上昇率は一時3％を超える場面もあった。前日の米株高が好感されたほか、国務院（内閣に相当）常務会議で決めた6分野33項目の景気安定政策について、中国の李克強首相が全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めたことも引き続き支援材料となった。

　個別では、市場予想を上回る2022年1−3月期決算を発表したアリババ集団（09988）が12.45％高と相場の上げを主導。JDドットコム（09618）や美団（03690）、テンセント（00700）も高かった。原油先物価格の上昇を受けてCNOOC（00883）やペトロチャイナ（00857）も買われた。半面、信義光能（00968）や中国海外発展（00688）がさえない。