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指数: 15分ディレイ
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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に反落。前場終値は前日比0.13%安の20145.80ポイントだった。中国企業指数は0.17%安の6887.04ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で532億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は前日の米株高を受けて小高く始まったものの、買い一巡後は下げに転じた。中国の景気悪化懸念と経済対策への期待が入り混じるなか、心理的節目の20000ポイントを割り込む水準では買い直しが入り、前引けにかけて下げ幅を縮小した。中国の李克強首相は25日、全国テレビ会議で「重要講話」を発表し、国務院(内閣に相当)常務会議が決めた6分野33項目の景気安定政策について、全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めた。国務院は26日に12の省へ査察チームを派遣し、これまでの政策の実施状況を調査する。中国指導部が4−6月期の経済指標に神経を尖らせている証左だと、市場が受け止めたもよう。 個別では、医薬関連の下げが目立ち、石薬集団(01093)、薬明生物技術(02269)、中国生物製薬(01177)がそろって売られた。不動産株の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、食品飲料株の中国蒙牛乳業(02319)は反落した。一方、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)は大幅に続伸。前日大引け後に2022年3月本決算を発表した阿里健康(00241)が高い。スマートフォン大手の小米集団(01810)、カジノ株の銀河娯楽(00027)も買われている。 |
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ハンセン指数
引値:20145.80ポイント 前日比:-25.47ポイント 騰落率:-0.13% 中国企業指数 引値:6887.04ポイント 前日比:-11.52ポイント 騰落率:-0.17% レッドチップ指数 引値:3830.36ポイント 前日比:-5.05ポイント 騰落率:-0.13% |
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26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.65%高の3127.81ポイントだった。深セン成分指数は0.90%高の11242.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5176億5500万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。指数は一時、心理的節目の3100ポイントを割る場面もあったものの、再びプラス圏に浮上すると、前引け間際に上げ幅を拡大した。前日の米株高が好感されたほか、中国の李克強首相が25日、国務院(内閣に相当)常務会議で決めた6分野33項目の景気安定政策について、全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めたことが投資家心理を強気に傾けたものの、景気減速懸念などが相場の重しとなった。セクター別では、軍需、造船、建設などが買われた半面、バイオ、半導体、医療サービスなどが売られた。 上海B株指数は0.36%高の303.40ポイント、深センB株指数は0.41%高の1092.08ポイントだった。 |
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