25日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、ほどなくしてプラス圏に切り返した。前日に2.4％超下げた後とあって、反発狙いの買いが相場を支えているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.36％高の3081.98ポイントで推移。個別では、ソフトウエア開発、貴金属、軍需関連が高い。半面、農業、不動産開発、不動産サービスが売られている。

　25日の香港市場でハンセン指数は小動きで始まった。前日の米株式市場では業績不安からハイテク株が売られたものの、米長期金利は低下した。人民元相場の下落が一服したこともあって、資金流出懸念が後退したもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.13％高の20137.36ポイントで推移。英金融大手のHSBC（00005）や太陽光パネル用ガラスの信義光能（00968）が買われる半面、ネット通販のアリババ集団（09988）とJDドットコム（09618）、スポーツ用品の李寧（02331）と安踏体育用品（02020）が売られている。

上海総合指数
　始値：3070.17ポイント
　前日比：-0.76ポイント
　騰落率：-0.02％

上海B株指数
　始値：298.46ポイント
　前日比：0.31ポイント
　騰落率：0.1％

深セン成分指数
　始値：11062.63ポイント
　前日比：-3.29ポイント
　騰落率：-0.03％

深センB株指数
　始値：1080.15ポイント
　前日比：-1.30ポイント
　騰落率：-0.12％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3959.77ポイント
　前日比：0.62ポイント
　騰落率：0.02％